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肌の水分と油分とのバランスが、透明感の鍵

この記事のもくじ

つける時、数時間後、4週間後の3つをチェック

潤った肌であれば、光の反射が良いために、肌のキメやシミを隠して明るく見せてくれます。肌のキメやシミの対策と同時に、保湿ケアをするべしというのが、美白化粧品の決まり文句となりました。 スキンケア

保湿化粧品を気分で選ぶのは、そろそろやめない?

スキンケアでみると、保湿力を上げるための方法は様々です。では、何を基準に選んでいるのか? 多分、気分です。

敏感肌で季節の変わり目や体調で肌がゆらぐ方は、安全性を。ヒアルロン酸やプロテオグリカン、コラーゲンといった保湿成分に精通している方は成分名で。たるみ毛穴など肌年齢を意識している方は、肌の新陳代謝重視で化粧品を選んでいきます。

ただ、厳密ではありません。化粧品に厳密を求めるべきではないのかもしれませんが、使っていくうちに、違和感を感じることがあります。

保湿化粧品で感じる違和感は、浸透力であったりのばしやすさであったりといった、つけた瞬間のテスクチャがあります。塗った後、ハリの強弱や潤い感があります。時間が経過した後の、カサツキ感や油膜感などもあるはずです。

こうした違和感が、選ぶポイントとなるのです。

つける時の浸透感

得てして、保湿化粧品の違和感の判別は、肌水分と油分のバランスからきています。化粧水は、水分だけでは浸透しません。

肌の表面は皮脂膜でおおわれ、その直下の角質層にある細胞間糖脂質を通すには、油分を含んでいないと浸透させることができません。顔を洗っても、肌に水分が浸透しないのは、水道水に油分が含まれていないためです。

付けた瞬間、肌馴染みが良く、浸透していくのを実感できるのは、化粧水の中に適度な油分が入り込んでいるためでもあります。 透明なカップに白い花

数時間後乾燥が酷い

ハリや潤い感が、持続する場合とそうでない場合があります。保湿力はあるけど一時的な乾燥であれば、化粧水で補えば直ぐにハリ感を実感することができます。

直ぐに潤いを取り戻すことができるのに、夕方になるとまたくすんでいる、朝と比較するとカサツキが酷いと実感するなら、肌がゆらいでいるためです。季節の変わり目、体調、化粧品の刺激などで、肌がゆらぎ、潤いを留めておけないのです。

敏感肌用の化粧品、無添加化粧品等で、変化を実感することができます。また、微炎症をおさえるものが配合されていると、保湿力を回復させてくれます。

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セラミドやオイルを保湿成分に加えてみる

夕方にくすむ、季節や体調でもくすむと言ったことに加えて、化粧水を使った時は潤うけど、直ぐにカサツキが気になるなら、肌の保湿組織そのものが衰えてしまっています。自身の肌には、水分を抱え込む為の保湿組織を持っています。

弱った保湿組織に、いくら水分を送り込んでも同じ、ハリ感も潤い感も実感することができません。まるで、枯れ草に水をやるように、表面が濡れてべちゃべちゃになるだけです。

一つには、角質層の細胞間糖脂質の主要な成分であるセラミドを使う方法があります。セラミドは、入れ込んだ化粧水をしっかりと封じ込め、外部からの蒸発を防いでくれます。また、セラミドは、親水性の性格と親油性の性格を兼ね備え、水分を抱え込みながら、油分でしっかりと水分を保持させてくれます。

それでも、化粧水だけで、ハリや潤いを実感できない状態なら、肌は水分だけでなく油分も不足している証拠です。サラッとした保湿化粧品ばかりを使ってみても、水分・油分バランスが狂っているので、更に油分不足となるばかりとなります。

セラミド以外にも、クリームや美容液などで、コラーゲンや肌成分に似たホホバオイルなどを加えて、油分のバランスを整えていきます。 オイル

4週間使い続けてもうるおい実感がない

肌の新陳代謝の1周期は、28日、つまりは4週間と言われています。この間に、潤い実感がなければ更に対策をしたいところです。

たるみ毛穴も目立つし、目尻の周りもシワっぽい場合です。たるみやシワの原因は潤いだけでは解決しませんが、保湿力を高めると、肌の新陳代謝が、促進されて滑らかな肌にすることも可能です。まったく、変化が見られなかったら肌の土台のケアも必要です。

良質なアミノ酸ペプチドに浸透力のあるビタミンCを利用して、コラーゲン産生を促すタイプのものや、コラーゲンをつくる線維芽細胞を活性化させるグロスファクター成分配合のものを使うなどの方法が、昨今紹介されています。積極的に取り入れて、潤い感やハリ感を実感してみてください。

この際のポイントは、時間の経過と共に、水分不足も油分不足も感じられないようなものを、探すことです。 白い花器に入れ枯れた草

保湿化粧品は美白の味方ですが、合わなければ・・・

保湿化粧品は、色白に見せてくれますが、自分の肌の状態にあったものを使わなければ、潤い感の実感はありません。また、必要以上にエイジング効果のあるものを選んでしまうと、逆に肌を甘やかすことになります。

判断はつけた直後、数時間後、4週間後の状態で見極めます。定期的に、チェックを行う事で、常に自分にあった保湿成分を見つけることができますよ。

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