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長年蓄積されたシミは、光老化のこと甘く見ていたせいよ

この記事のもくじ

ずっと知ってた美白コスメの老舗、厳粛な気持ちでトライ

太陽光のダメージは乾燥と紫外線ですが、紫外線は日焼けさせたり、肌組織を損傷させたりするだけではありません。シミは無論、黄ぐすみや、ハリの低下、たるみも紫外線によって、進行させています。年齢によるくすみは、これらが全てダメージが合わさったものです。

しかも、ダメージは蓄積されていきます。しみは、昨日やおととい日焼けしたために作られているのではなく、ためていたダメージの限界が来たからできるのですね。 ある年齢までは頑張っていたけど、もう持ちこたえられないって、助けを求めているのです。

紫外線から受けたダメージの原因ひとつひとつに対して、対応できる成分を配合して、ダメージを回復させながら新たなシミを作らせない、美白ケアがあります。 犬の日向ぼっこ

シミがつくられるのはどうして

子供の頃から浴び続けた紫外線が、真皮層の線維芽細胞を損傷させて、肌再生が遅れがちです。真皮層の損傷は、肌全体を乾燥させて紫外線が浸透しやすくします。紫外線だけではなく、外部の刺激も反応しやすくなり、微炎症が絶えず続きます。シミは、こうした微炎症から肌を守るための救急処置です。 この状態を放置しておけば、上述のとおり、黄ぐすみ、ハリ低下、たるみへとすぐに進行してしまいます。

まずは炎症をしずめ、外部刺激が入り込まないように保湿ケアを続けて、微炎症が起きない肌環境にします。それでも、外気に直接あたっている顔は、微炎症を封じ込めることができません。30代ぐらいになると、シミやシワとなって現れてしまいます。

炎症をしずめたり、保湿ケアだけでは、紫外線からのダメージを防ぐことは無理なのです。肌本来の力で、微炎症に負けない力を持つ必要があります。そもそも、守りが弱くなった理由は、紫外線で真皮層の線維芽細胞が損傷したためです。線維芽細胞が回復できるような肌環境を整える必要もあります。

光老化の進行とは

もし、適切な対応ができなかったならば、光老化によって肌トラブルを引き起こしていきます。

  • 光老化を受けた肌は硬くなり、乾燥し巡りも悪くなる
  • 蓄積ダメージが過剰防衛反応を起こし、メラニン色素生成が止まらない
  • 肌酸化を促進して、乾燥肌にしたりコラーゲンを損傷させる
  • 糖化がおき、黄くすみになる
  • コラーゲンが損傷により、乾燥、しわ、くすみ、しみを作る
  • 酸化や糖化の影響で、ターンオーバーが遅れ肌トラブルを増やす
光老化対策とは

上記のような現象は、紫外線を吸収しすぎた肌ほど強く現れます。止まらないメラニン生成は、根気よく外からサポートしなくてはなりませんし、遅れがちな肌再生周期を、促す必要があります。リンパマッサージなどで、肌に蓄積した老廃物を取り除き、巡りが悪い悪循環を断つ必要もありますね。

こうした内側のケアだけでなく、外側のケアも同時に行う必要があります。 木立ちの間を通り抜ける太陽光

コウジ酸はメラニン量を制御する

ところで、昨年の美容雑誌を見てみると、妙にコウジ酸に注目が集まっています。クロワッサン12月号(2014年)には錦織なつみさん、CREA4月号(2014年)のは斎藤薫さんといった、美容ジャーナリストのコラムが掲載されていました。

コウジ酸を使用した美容化粧品も、次々と新しいものが出ていますよね。

コウジ酸はもともと美白成分として厚生労働省の認可を受けているものであり、世界では、美白成分の測定効果を表す時に基準となっているほど、信頼性のあるものです。日焼けによるシミだけでなく、女性ホルモンが影響する肝班や、手や美容補助器具で擦ってできる摩擦による色素沈着にも、効果があるとされています。

そして最も魅力的と思われるのは、守らなければならない紫外線からガードするためのメラニンはそのままに、過剰に作りすぎるメラニンだけを抑制させる作用があることです。多くの美白成分との大きな違いは、この抑制するメラニンを寄り分けていること。メラニン抑制力の高さがよい美白成分ではないのですね。肌ダメージを最小限にしながら美白作用を、働かせていくことの方が良い美白成分です。

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コウジ酸は、黄ぐすみを防ぐ

肌糖化による黄ぐすみは、今でこそ良く見る文字ですが、コウジ酸には、糖とタンパク質が結びつく、糖化をさせない働きがあります。肌においてのタンパク質は、肌の土台と言われるコラーゲンやエラスチンです。

コラーゲンが糖と結びついて、別の物質になるとどうなるでしょう?弾力は低下し、肌の働きを鈍らせていきますので、肌老化につながるのです。何よりも、肌の上では黄くくすみがはじまります。

コウジ酸を長年使い続けた人は、シミが薄くなるだけでなく、透明度も上がるといわれているのは、コラーゲンやエラスチンの老化対策が万全だからです。また、コウジ酸には抗炎症作用もあるので、外部刺激や化粧品の刺激に弱い敏感肌の人には、おススメしたい美白成分となるのです。 伏見の酒造

ところでこうじ酸ってなに?

発酵コスメ、酵母化粧品といった言葉だけが踊りはじめ、時々訳が分からなくなる事があります。ところでこうじ酸のつくられ方

米や麦などをアルコールと炭酸ガスに分解させることができる、酵母のひとつにコウジ菌があります。この発酵を行っている間に、生み出される発酵代謝物質をコウジ酸と言うのだそうです。

日本酒酒蔵で酒造りを行う杜氏の手が白かったことから、こうじ酸を化粧品に配合する研究が始まったと言われています。そして、長ーい間こうじ酸を配合した化粧品を、作り続けているコスメメーカーを紹介します。

コウジ酸を使い続けてきたデルメッドを使ってみる

三省製薬は、39年前にコウジ酸を発見した後、化粧品に最初に配合したのはコーセーです。1980年には、美白成分として厚生労働省より認可を受けています。多くの女性に使われてきたものであることがわかります。

三省製薬からだしている美白専用スキンケア、デルメッドを使ってみることにしました。その内容はとってもシンプルで、地味ですが、創業50年の歴史のある製薬会社に信頼感があります。

現在のトライアルは、クリームも加わりお値段も写真のものより幾分、下記のものより、高くなってはいます。下記のトライアルでも、三省製薬コウジ酸コスメを十分知ることができました。

一つ古いバージョンのトライアルではありますが、私のレビューを記載しておきます。

ピカピカに光る箱で、届きました。美し~い♪ デルメットトライアル

美白化粧水

気が抜けてしまうほどさらっとしましたが、つけるとすぐに肌がしなやかになり、しっとりするのがわかります。薬草の臭いがほのかにして、化粧品にありがちな甘い香りがなくて、ちょっぴり残念。でも、それがお硬い製薬会社のつくる美白コスメに違いないと無理に納得させてみます。(ゴメン) 美白化粧水

美白美容液

少量ですごーく伸びます。つけ終わった後、ハンドプレスしてみるとネバネバする感じです。ちょっぴり、肌が引き締まるようにピーンとしました。 美白美容液

美白乳液

水分をたっぷり補給して、保湿成分を送り込み、この乳液で肌にふたをして閉じ込めます。通常のクリームよりもサラッとしています。 美白乳液

美白化粧下地

良く伸びますし、ファンデーションのノリも悪くありません。お化粧持ちも、基礎化粧品の効果もあるのか、良い方です。 美白化粧下地

使い終わって

使いはじめて3日くらいで肌が明るくなりました。でも逆に、わたしの黒いシミの部分が目立ってしまったようです。頑固なシミ、黒いシミは、シミ専用のクリームを加える必要がありそうです。

デルメッドのトライアルは、正規品で換算すると四分の一以下の価格で購入できます。

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