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もう美白効果だけを問題する時代は、終わりよ
『うん、いいねぇ~』と、思える美白化粧品が増えました。シミを薄くすることだけではなく、くすみだけ晴れてシミがくっきりと目立つわけでもない、美白化粧品なのに保湿感しか感じられないわけでも、その逆で保湿不足でカサツキが気になることもありません。こんな美白化粧品の悩みを、当サイトで延々書き続けてきましたが、もうネタがなくなりました。今はまさしく、総合美白。
これからは美白効果と理想とする肌質で、スキンケア選びを
美白技術は、進化しています。それに引き換え、厚生労働省で認可されている美白成分は、それほど増えてはいません。
サンスターのリノール酸(リノレックS)は、2001年に医薬部外品として認可されましたが、その美白パワーはちょっと強力なのだそう。私が、リノレックSを配合した『エクイタンス ホワイトロジ―シリーズ』を使った時は、美白効果より、総合美白の方に感心します。 美白以上に、肌の調子を整えてくれたからです。
他の美白効果が実感できるコスメメーカーでも、人知れず次のステップに移ってきています。まるでファンデーションのように、理想とする肌質まで手に入れられる錯覚になるからです。保湿成分は元よりエイジングケア成分まで、駆使しているせいです。美白化粧品なのに、ツヤ肌になったりが今や普通です。
ところで、理想とする肌は色々。つるんとしたツヤ肌、キメの細かい陶器肌、柔らかくフェルトのようなマット肌などと、雑誌に女優さんの写真入りで、その内容を知ります。
こうした肌質感は、ファンデーションがリキッドかパウダーかで異なるし、同じリキッドでも肌質は異なってきます。いかようにも出来るようになったのは、ファンデの技術です。
でもですよ。スキンケアでも、肌質が違った思える時がありませんか?目を擦ってみたり、自分の肌かなと鏡の近くで再確認したり、メイクの落とし忘れを疑ったりしてしまいます。美白化粧品ですっかり濁りがとれた肌は、光の反射率も高いから、特にそんな風に思えたのでしょうかね。実は、エクイタンス ホワイトロジ―シリーズも、こんな嬉しい実感があったのです。
リノレックSと他の美白成分との違い
厚生労働省に認可された美白成分を語る時、メラニン色素を無視できません。大ざっぱに言ってしまうと、肌の色は、血液の色とメラニン色素の数によって決まります。
メラニン色素が、一箇所に固まってしまうとシミとなり、散らばるとくすみになります。メラニン色素は、酵素チロシナーゼによって合成されます。
従来の美白成分のほとんどは、メラニン色素の数を減らすために、酵素チロシナーゼの活性を抑えたり、働きを阻害して抑制させる方法がとられていました。リノレックSは、酵素チロシナーゼそのものの量を、減らすことできるために、強い効果が期待できるのです。
同様に酵素チロシナーゼを分解する働きのあるトラネキサム酸などもありますが、やはり美白効果として高いと言われていることから、この違いが理解できるはずです。
美白効果は、予防と可視化できる実感の2つが必要
従来美白化粧品の効果は、気長に使い続けなければ、効果を実感することができませんでした。
しかし、ここ数年は、既にあるシミに働きかける有効成分を、配合した化粧品が次々と現れてきています。シミが薄くなることで、美白効果が可視化できます。こうした美白化粧品に共通していることは、既にあるシミへの対応を、1番に重視していることです。 主力の成分です。
エクイタンスは、どちらかというと、逆です。予防の方に焦点を置いています。シミ予防でありながら、効果を強調しているのは、リノレックスSのパワーが従来の美白成分より強いためですね。
美白成分の浸透性は実は難しい
美白成分は、酵素チロシナーゼが働く場所まで届かなければ、その働きを期待することができません。多くの美白化粧品の悩みは、浸透性です。浸透性は、各社独自技術で対応していて、レベルの差は大きいと聞いたことがあります。
また、浸透する前に美白成分が変質してしまったら、やはり働きを期待することができませんので、安定性も大切です。
サンスターの浸透技術は、リポソームと呼ばれる細胞の構造に似せた人工的な膜でつくられた、ナノカプセルを使用します。カプセルで覆うことで、安定性を守ります。
リノレックスSのリポソーム化は、最初は難易度が高く、何回も試行錯誤を繰り返したそうです。 最終的に、肌の奥まで安定させたリノレックSを届けた後、酵素チロシナーゼを分解させることができるようになりました。
既にできたシミへの対応は優しく
既に出来たシミへの対応として、ビタミンC誘導体を配合して、メラニンの単色化を促し、メラニン生成の抑制も狙っています。実際、使用してみて美白予防重視であることから、大きな負担を感じないし楽だったのです。余計な負担がかからない分、肌本来の働きができるので、保湿力やハリ感アップにつながったの気もしています。
エクイタンス ホワイトロジ―を使ってみました
手軽に試せるトライアルを頂けましたので、使ってみました。
- クレンジングオイル 20ml
- フェイシャルフォーム(洗顔料) 16g
- ローション 20ml
- エッセンスW 7g
- クリーム 5g
- ヴィタルーセント(サプリメント) 6粒×3包
クレンジングオイル 20ml
オイル感のないオイルです。というのは、ローションと間違って手に取ってしまった後、水で洗い流したのですが、全くぬるぬる感がありませんでした。
顔に馴染ませた後も、オイルのツルツル感があまりなく不思議です。メイク落ちに不安がありましたが、問題ありません。リキットファンデの上に、パウダーファンデ、ポイントメイクをした、しっかりメイクです。
ぬるぬる感が無いせいか、すすぎも神経質に何度もしませんでした。次の洗顔でも、楽に洗い流せることができます。このオイル感は、斬新です。
フェイシャルフォーム(洗顔料) 16g
オイルと同様、すすぎの時間が短いです。洗い上がりは全く油膜感を残さない、すっきり洗いでありながら、つっぱり感はゼロです。
ネットで泡にして洗ったり、クリームのまま伸ばして洗いましたが、洗い上がり感は同じやさしいです。
ローション 20ml
リノレックSが配合されている医薬部外品です。
最初使用した時、エタノールの臭いが気になりました。もしかして反応するかもと、不安になりましたが、ハリ感をもたらしてくれます。1週間の間、洗顔後のローションが楽しみになるほどピーンと張ってくれます。 油膜感が全くなく、ピーンと張る感覚です。
エッセンスW 7g
リノレックスSが配合されている医薬部外品です。
1回に、コショウ粒2粒弱ぐらいしか使わなかったし、時々朝はつけなかったけど、かなりいい感じでした。先にちらりと書きましたが、肌質がちょっぴり違ってみえるんです。
クリーム 5g
リノレックスSが配合されている医薬部外品です。
少量で良く伸び、オイルを感じさせません。じんわりと浸透して、そのまま潤いが保たれました。実は、シアバター等のオイルも配合されているのです。
リノレックスSの元素材であるリノール酸には、保湿や抗炎症等の働きがあります。肌馴染みが良く、浸透すると肌を柔らかくすると共に、角質層からの水分蒸発を防ぐ作用もあるのです。強いオイル感を感じないのに、潤いが持続するのは、ローションから配合されているリノレックスSのせいなのでしょうね。
ヴィタルーセント(サプリメント) 6粒×3包
食習慣、睡眠、ストレスが美肌に影響することが、クローズアップされてきています。
紫外線ストレスは、ビタミン豊富な野菜や果物が守ってくれるそうです。毎日、食生活にプラスアルファ、紫外線からの確かな守りをと考えているなら、サプリメントで補うのも悪くありません。 仕事や私生活で乱れがちな食生活を、きちんとサポートしてくれる、サプリは現代人に欠かせない美容ツールになってしまっていますね。
紫外線ストレスに強いポリフェノールを豊富に含むブドウ種子エキス、ビタミンCが配合されています。こちらの写真は、トライアルのものではなく、正規品です。