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肌力アップの延長線上に透明肌があると考えるなら
美白ケアにプラスアルファーの化粧品が増えました。年齢肌の悩みにもカバーした、美白化粧品が、第一三共製薬より発売されています。使ってみましたので、商品レビューは後ほど。
多くの美白化粧品は、美白のための保湿、美白のためのエイジングと、美白が主軸にあります。第一三共製薬の場合、結論は美白でも視点を違って、主軸にエイジングを置いています。 シリーズの名前は、ブライトエイジ。年齢が原因となった肌トラブルに対応させながら、美白ケアを行います。
同じように思えますが、使ってみて、この差がわかりました。
無添加化粧品に似ているけど、効果も諦めていない
肌内部に起きているわずかな炎症、微炎症が、肌くすみの原因です。微炎症を静めて、炎症から回復させる成分が使われています。これは、無添加化粧品と似た考え方です。
無添加化粧品と違うのは、無添加にこだわっていないこと。肌に優しい成分とか、アレルギーを引き起こす成分を、配合していないという文字はありません。
むしろ、従来、女性が恐れていたトラネキサム酸を主配合して、積極的に美白ケアにチャレンジしています。トラネキサム酸は、肝斑への効果効能が認められた『新効能医薬品』です。昔から、医薬品としても、のどが痛い風邪や口内炎などとして使われてきました。
効果がありという言葉の裏には、副作用があります。塗るトラネキサム酸とて、例外ではありません。
トラネキサム酸で美白にチャレンジ
トラネキサム酸は、しみの元であるメラニン色素を抑制させることから、美容皮膚科で、しみ治療として用いられてきました。次第に、化粧品にもトラネキサム酸が使われ始め、家庭で美白ケアとして使用できるようになっています。
資生堂のHAKUシリーズが、今のところ有名ですね。資生堂のHAKUシリーズは、バリバリの美白化粧品です。
美白化粧品の弱みは、できたシミを消すことができないことです。しかし、トラネキサム酸は、他の美白成分と比較するとシミへの働きが、強いことが分かってきています。
資生堂ははっきりは言っていませんが、HAKUシリーズは、既にシミがある方に向けた、シミ予防シリーズとなっています。『シミを薄くすることも、もしかしたら可能かも』と、匂わせているわけです。
ブライトエイジは、低刺激なのに肌力アップの実感があり
ブライトエイジは、資生堂のHAKUと同様にトラネキサム酸を利用していながら、年齢肌炎症にアプローチしています。私も使ってみましたが、『はっ』と息を飲むような透明肌は感じませんでしたが、肌力アップを感じました。
私がこんなことを長々書く理由は、使ってみて低刺激なことに驚いたからです。無添加化粧品や敏感肌化粧品以上に、肌が楽で、使った後に無理がありません。
果敢にトラネキサム酸を使い、効果重視の路線だと思いましたので、拍子抜けしました。
ブライトエイジは、他のケアと併用した時に、肌環境の変化の違いがありました。マッサージを行った後の、引き締め感。メイクオフの後のお疲れ顔が、保湿力を残した余力を持っています。洗顔後、『早く、化粧水をつけなくちゃ。』と焦ることもありません。
ビタミンCなどのパワー美容液を使用した時の透明感も、ブライトエイジを使用している時には、強く実感できました。
美白も大切だけど、まずは年齢肌の悩みを減らしたいと考える人向けなら、こちらでしょうか? ブライトエイジより10日間使用できるトライアルキットがあります。4アイテムで、シンプルですが、充実感は3アイテムや4アイテムと、そう体感的には変わりませんでした。
使ってみました、ブライトエイジのトライアル
個人的には、薬用有効成分トラネキサム酸配合の美白化粧品は、初めてです。本音は、刺激が強そうだし、製薬会社が開発しているので、テスクチャに期待をしていませんでした。
使ってみると、予想に反しています。刺激は先に書いたとおりありませんし、テスクチャもかなり優等生です。
トライアルのアイテムは4点。
- メイク落とし 20g
- 洗顔料 20g
- 化粧水 20ml
- 乳液状美容液 10g
メイク落とし
ミルククレンジングで、オイルクレンジングより、メイクを取り込む時間はかかりますが、他のミルクよりスピードは速いです。指のすべりが良く、洗い流した後、今使ったのはマッサージクリームだったかなと思うほど、楽にメイクを落とせました。
洗い流した後、ミルククレンジングにありがちな、油膜感も少ない方です。クレンジング後の、洗顔が不要とまではいきませんが、洗い流しの後のさっぱり感も、他のミルクとは違っていました。
洗顔料
ネットで泡だててみましたが、クリームのようになめらかで弾力のある泡です。ただ、量を間違えると、洗い流しの時、ヌルつきがとれません。
朝は少量、クレンジング後は多めと、量には意識して使いま した。すすぐ時間は、少し長めになります。
洗い上がりは、すっきりというよりしっとり。肌の上に残るしっ とり感ではなく、肌に手を当てて、潤っているのがわかるしっとり感です。
化粧水
とろみの強い化粧水で、浸透力もあります。化粧水というより、美容液に近く、ハンドプレス後の肌は、もっちりときました。
刺激の強い化粧品を使用した翌日、この化粧水を使ってみたら、肌が楽になりました。炎症を抑制させるパワーもあるのかしら?どうでしょうかね。
乳液状美容液
テスクチャーは、乳液ですが、使用感はこってりクリームと同じ。
塗り終えた後、肌にどっしりときて、満たされた気分になります。これだけ存在感があるのに、油分を感じず、べたつきもゼロです。 今つけたのは、濃厚なナイトクリームだったかなと錯覚してしまいました。