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年齢による毛穴対策の解決方法

この記事のもくじ

毛穴が開く理由を知れば、これ以上の進行を防げる

毛穴の悩みは、20代の皮脂が過剰に分泌されて毛穴に詰まる皮脂毛穴と、年齢の肌トラブルが引き起こす年齢毛穴に分けられています。

20代の毛穴の悩みは、毛穴に詰まった汚れを落とすだけで、後は回復力のある肌が戻してくれるはずです。過剰な毛穴パックや、ピンセットで角栓をつまみだす、ホットタオルで必要な皮脂まで取り過ぎるなど、間違ったお手入れをしない限りは、そう複雑ではありません。

でも、年齢毛穴はそうはいきません。 注意の看板

洗顔だけでは解決しないのが、年齢毛穴の痛いところ

年齢による毛穴の場合は、毛穴の汚れを取っただけでは、元の均一な肌に戻せないことが悩みとなります。乾燥、たるみ、角質肥満、角質の痩せすぎなどの肌トラブルが、毛穴を目立たせたままにします。

毛穴詰まりを除去することと肌トラブル対策を、同時に行わなければなりません。

年齢毛穴の場合、多くの場合メイクが毛穴の中に入り込み、時間と共に陥没して目立ち始めて悩みが深刻になっていきます。閉じない毛穴の原因を探り当てて、的確なケアを行います。でないと、下記の角質肥満と角質の痩せすぎは真逆の状態で、ケアを間違えれば更に毛穴を悪化させることにつながります。(下記↓)

  • 毛穴の黒ずみ
  • 乾燥で、毛穴が閉じない
  • たるみで、帯状毛穴
  • 角質肥満で、毛穴の詰まりが完全に取れない
  • 角質が痩せすぎて、皮脂が多くすぐに毛穴が詰まる
毛穴の黒ずみ

ポツポツと毛穴の黒ずみが目立った時は、洗顔で毛穴に詰まった汚れが落ちていないか、使っている化粧品の油分が多いのかとなります。

優しすぎる洗顔料が少しづつ毛穴を詰まらせる

わずか0.2mm~1.5mmの表皮を守るために、洗浄力を抑えた洗顔料が増えました。汚れと一緒に、肌本来のバリア機能を剥がしてしまわないようにと、洗顔後に油膜感が残るタイプのものもあります。油膜感はバリア機能となり、外気の乾燥から守ってくれます。

しかし、こうした洗浄力は完璧とはいえず、汚れが落ち切らない方もいるはずです。私もさっぱりタイプの洗顔料から、肌に優しい洗顔料に変えた時は、いたわって貰っている気がして、良かったのです。しかし、肌が元気になると話が違います。 少しづつ、毛穴に肌の老廃物が溜まっていき、黒ずみました。

ピーリングなどを併用してお手入れしてみましたが、油膜感が邪魔に感じます。洗顔料の方を、きっぱりに変えると快適でした。『肌がゆらいでいる時は優しい洗顔料で、本来の働きを取り戻した健康な肌に戻ったら、すこしさっぱりタイプの洗顔料に移行させていく』と、いうのが良いようです。

化粧品の油分が黒ずませている

様々なコスメメーカーの試供品を使用していると、たま~にあるのですが、洗顔後はすっきりしていたはずなのに、翌日の朝鏡を見ると毛穴がポツポツと黒ずんでいることがあります。精製度の低いオイルや油が多すぎると感じるクリームを使った時に、こうした黒ずみを見ます。

毛穴の黒ずみの原因は酸化と言われていますが、スキンケアのあと、半日も経っていないし太陽光線にあたったわけではないのに、黒ずむことがあるのです。何故そうなるのかは、使用している化粧品の成分によりますが、直ぐに変えた方が良いわけです。

こんな状態であっても、洗顔でよく毛穴の汚れを取らなかったからと、クレイパック洗顔を購入したり、高価なクレンジング美顔器の購入を検討する方がいます。早く、使っている化粧品へ疑いの目を向けないと、取り返しのつかない事になります。

乾燥で、毛穴が閉じない

保水力が強いコスメが増えましたが、角質層がたっぷりと水分を抱え込むと、毛穴は目立たなくなります。逆に、角質層が水分不足になると、毛穴が開いてしまいます。

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手袋をしないで水仕事をし続けた方の手は、キメが粗くなっていきます。ガザガザしたり手荒れを起こさないまでも、キメが粗いまま形状記憶されてしまうのです。キメが粗くなるのは、皮溝と呼ばれる網の目の上に走っている溝が、はっきりと見えるためです。皮溝と皮溝の交差点に毛穴がありますので、毛穴が目立つのは、当然です。

常に外気に水分を奪われないようにクリームやオイルで蓋をする、それだけのケアがキメを守り、毛穴を守り続けます。一度開いた毛穴の大きさは、二度と元には戻らないと言われていますので、乾燥で毛穴が形状記憶される前に、保湿ケアを続けるのが正解なのです。

ただし、保湿ケアを怠り、もう充分に毛穴は開いているので手遅れと思わないでください。最初に書きましたように、この頃の保水力に強いコスメのパワーは、なかなかのものです。乾燥肌の方は、保湿と保水パワーで毛穴を守るべし、ですよ。 ドア

たるみで、帯状毛穴

毛穴が縦に伸びていたり、毛穴から流れるような線が見えたら、キメを作っている皮溝が伸びている証拠です。重力に負けて、肌が下にたるみ始めているためとなります。

肌内部のコラーゲンや、その奥にある筋力などで支えていた肌も、年と共にコラーゲンの減少したり、表情筋の力が衰えるためです。年齢だからと諦めずに、たるみケア用の化粧品や表情筋トレーニンググッズなどを駆使して、ケアを続けると、毛穴の縦伸びは抑えることができます。

角質肥満で、毛穴の詰まりが完全に取れない

年齢によるターンオーバーの遅れの解決方法でも書きましたが、年をとるとターンオーバーが遅れていきます。ターンオーバーの遅れは、美肌に負の影響を及ぼしますが、角質層が容易に剥がれ落ちなくなると言うのも、その一つとなります。

剥がれ落ちない角質が、次々に積み重なることで、毛穴が深くなります。深くなった毛穴に、老廃物や皮脂、汗が入り込むことで、毛穴が詰まってしまうのです。深い分だけ洗顔で落としにくく、詰まった汚れが毛穴を押し広げてしまいます。

角質肥満であれば、ピーリング洗顔料を加えるか、角質用の拭き取りローションを使うなどの方法があります。クレンジング機能を持った美顔器の性能も上がり、ごしごし洗顔が嫌という方なら、美顔器の利用も一つの方法です。

角質肥満は最初は気づきにくいのですが、放置しておくと、肌が濁りはじめ、やがて酷いくすみに繋がっていきます。この時点で、毛穴の開きがあれば角質肥満ですので、早めにお手入れをすれば、綺麗な毛穴を保つことができますよ。 タオル

角質が痩せすぎて、皮脂が多くすぐに毛穴が詰まる

清潔好きな日本人に良くあるタイプで、肌再生が間に合わないぐらい、強く洗顔してしまうと角質が痩せすぎてしまいます。角質が痩せると肌を守ろうとして、皮脂分泌を過剰にして、肌表面を覆います。本当は乾燥しているはずなのに、ベタベタ感が強いために、さらに洗顔に熱心になってしまうタイプです。

防衛のために分泌する皮脂の量は、皮脂分泌過剰な体質のものとは比べ物ならないくらい多いはずです。寝起きに顔の上が油田状態になっていましたら、角質の痩せすぎを疑います。

こうしたインナードライ肌は、高齢になると起きないと言われていますが、私はアラフォーにこの状態でした。 たっぷりの皮脂は行き場を失い、毛穴に入り込みます。

解決方法は、洗顔ではなく保湿です。肌が緊急事態と判断している状況、保水力も保湿力も両方自信のある化粧品を選ぶことだと考えています。

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