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化粧水が浸透しな硬い肌にこりごりしている
資生堂 アルティミューンの影響でしょうか?強い肌、しなやかな肌というキャッチフレーズが目立つようになりました。
鉄のような折れることのない硬い肌ではなく、しなるような柔軟性のある肌を意識しています。ステンレスのようなまっ平らな肌ではなく、柔らかい曲線の肌が目指すところです。
目には見えないけど、肌の硬化は深刻
女性の年齢肌の経緯を説明するなら、しみやシワなどの確実に見える肌トラブルの前に、初めに実感するのは化粧水が浸透しない硬い肌です。それは、化粧水の種類にもよりますし、浸透力の高いものもあると言う助言も受けますが、肌質のせいもありです。
まるでカチカチに土が固まった植木鉢に、浸透しないで溜まった水のように、肌の上はべちょべちょです。保湿重視の化粧品を使ってみたところで、化粧水が細胞の隅々まで浸透しない状態となり、肌はちっとも喜んでいません。とほほだわね。
水分の少なく硬い肌は、メイクのノリも悪く、ちょっとでも表情を変えるとべりべりって貼りつけたファンデが、破けてしまいそうです。
肌を柔らかくするにはレチノールは良いと思う
レチノールことビタミンA誘導体は、肌の中で酵素の働きを借りてレチノイン酸(ビタミンA)に変わります。レチノイン酸は、シミなどに効果が高いし、もともとニキビ治療薬として皮膚科などで用いられていたものです。
確かに効果があるために、次々とコスメメーカーでもレチノール美容液を発売し始めました。
レチノイン酸の最も魅力的なことは、コラーゲン産生を促すパワーがあるために、肌再生力を上げることができます。肌再生力が強いあまりに、次々に肌が作られます。時には未熟な肌のママであったり、時には肌荒れを起こすといったことも実はありました。
残念なことですが、こうした強い効果を持つものであるために、しばしばトラブルがメディアでも放送され、かゆみなどの症状を訴える女性も現れたのです。
しかし、肌再生力が衰え、古い角質が蓄積したまま分厚く硬い肌に、悩まされている私は、こう望みます。『そんなパワーの一部を、そう、ほんの少しだけ借ることができれば、柔らかでふくよかな肌に生まれ変わることができるのに』ってです。
作りたての肌は、水分をたっぷり含み肌細胞も生き生きしていますからね。保湿力パワーを上げた肌細胞は、肌にハリと弾力を与えて強くしますし、しなやかな肌にもしてくれます。目立っていた毛穴だって、膨れた肌細胞で押しつぶされて、均一で平たんな肌が自然と作られていくのです。
従来のレチノールの弱みのまとめ
何故、レチノールで肌荒れや未熟なママの肌が作られるのでしょう。レチノールの弱みについて考えてみます。
肌内部に入り込むと、パワーを発揮する頼りがいのあるレチノールですが、紫外線や水分に影響されやすい弱点があります。慌てて作られた若い肌には、紫外線や水分の刺激に負けてしまうのかと考えます。
肌再生力も高いために、ニキビ痕やシミなど治療に使われていましたが、普通の肌の人には高すぎるとことが難点となります。
DHC薬用レチノAエッセンスを使用してみました
従来のレチノールの悩みを解消した、レチノール美容液を試してみました。DHC薬用レチノAエッセンスです。
DHC薬用レチノAエッセンスでは、紫外線や水分に影響されないおだやかに肌機能に働くように開発されています。1個5gづつの個別包装を行い、使う時まで密封状態であるために、空気や紫外線の影響を極力抑えることができます。この量は、約10日間。
本来、皮膚科医の処方のもとで使われていましたが、家庭でのスキンケアのお手入れの中に楽に取り入れられるような工夫がされています。
チューブは密封になっていて、蓋についている出っ張りで、穴を開けて使います。
1ヵ月使い続けてみます
びっくりするほど柔らかいクリームに、ガザガザな肌の上をするするっと伸びていきました。肌の上に水分をたっぷりと残したまま、浸透していくのが分かるのです。
レチノAエッセンスは美容液ですが、しっとり感が強く残り、美容液をつけた感じがしません。滑らかさの原因は、人の肌に似ているオリーブバージンオイルやプラセンタが配合されているためと気づきます。
私の硬かった肌は日数を追うごとに柔らかくなり、忘れていた昔の肌の柔らかさを取り戻せた気がします。毛穴も保湿効果が上がったのか、つぶれてぼやけて見えます。
dhcの薬用レチノAエッセンスの効果は角質層までとなりますが、頬周りもふっくらと膨れた実感があります。シミや肌質は若い頃のものを取り戻せません。でも、かなりマイナス肌になったと思える仕上がりです。