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植物性化粧品と石油系化粧品の違いについて

この記事のもくじ

女は理屈じゃない?実感できるかどうかよ!

皮膚科の医師や美容の専門家が執筆している『スキンケア大学』で、コラムを書いている林田七恵さんから、オーガニック化粧品について聞いたことがあります。オーガニック化粧品の定義では、従来の化粧品は石油系化粧品と称して、大きく溝を開けています。それに対してオーガニックは、動物由来や石油系の成分を使わない植物性化粧品となるのです。 ハーブバスケット

イメージ戦略が先行して中身の評価が遅れた

『石油』というその言葉が持つイメージは、動物的な臭い、人工的感じがします。あまり、良くないイメージです。今存在している化粧品の多くが、こちらの石油系化粧品です。

冷静に考えてみると。医療の技術が進み寿命が延びたこともありますが、女性肌は年々美しくなっています。オーガニック化粧品をすすめる方が、良くないと言われている石油系化粧品を使い続けたからではないでしょうか?石油系化粧品による成果と、考えても間違っていませんよね。

製品の安定性や独特のテスクチャーには、石油系成分はなくてはならない時代でした。現在、石油由来のパラペンやエタノールに代わる天然植物成分が、発見されてきているようですが、まだ歴史は浅いことも事実です。確かに、安全と言えるかどうかは、石油系と同じ年月がたってみない事にはわからないと言うのが、真実です。

正直、オーガニック化粧品のイメージ戦略による言い回しが、あまり好きではありませんでした。さらに、数年前までは、オーゲニック化粧品は効果が実感できないと言うのが主流でもあったのです。 ラベンター

オーガニック化粧品で肌質の変化が実感できた

林田七恵さんの話と、林田さんが開発したHANAオーガニック化粧品を使ってみて、私の考えが代わってきました。その後、他のコスメ会社のオーガニック化粧品を使ってみたら、ますます変わります。従来の化粧品では味わえない肌質を、実感したためです。

『オーガニック化粧品は、パワーを持ち始めている!』というのが、このところの私の感想です。そんなことがあり、植物性化粧品と石油系化粧品の違いについて、あらためてまとめてみることにしたのです。

そもそもオーガニック化粧品って何?

化粧品の流通が始まる以前は、天然の植物から採れる、花や果実、種、蜂蜜などで、スキンケアを行っていました。日本の江戸時代には、米ぬかが主流の化粧水でした。

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化粧品が商品となり流通されるようになるにつれて、石油系の添加物を加えて、長期保存ができるようにします。この石油系の添加物、つまりは防腐剤などの添加物が、肌トラブルを引き起こすことが問題となりました。そこで、フランスの薬剤師が患者にあう化粧品を、ハーブなどを使ってその場で調合したのが、オーガニック化粧品の始まりです。

日本では、2007年に国際的な認証基準を満たしたオーガニック化粧品が、作られるようになりました。国際的な認証基準とは、以下のとおりです。

  • 石油由来成分の排除
  • 動物由来成分の排除
  • 植物原料のうち、70%~90%以上がオーガニック栽培植物であること

ちなみにオーガニック栽培植物とは、簡単に書いてしまうと、栽培時期に無農薬、有機肥料で育てられた植物を言います。 ランとローズマリー

植物性化粧品と石油系化粧品の使い方

林田さんの話で興味深いと思ったことは、植物性化粧品(オーガニック化粧品を指している)と、石油系化粧品(従来のもの)の使い方です。石油系化粧品で肌トラブルを治した後は、いつまでも石油系化粧品を、使い続けるべきではないと言っています。また、石油系化粧品を使った際、もし効果を実感できなかったら、使用を潔くストップすべしとも伝えています。

石油系化粧品で、回復が見られた後は、植物性化粧品でケアをし続けることが大切なのだそうです。ハーブとアロマエッセンス

石油系化粧品とは

石油系化粧品は、抗生物質などを用いた感染症に強い療法です。これを、化学療法または、対症療法的といいます。症状を和らげ回復させることには、優れています。

こうした、強い成分は逆に、体内を酸化させ、自律神経を乱れさせ、常在菌の乱れを招きます。肌自らが行う活動が衰え、免疫力や再生力を低下させることにつながるのです。

植物性化粧品とは

一方、植物性化粧品、特にオーガニック化粧品は、人間が本来持つ自然治癒力を高め、肌をケアする方法です。これを植物療法とか、根本療法的といいます。化学療法が症状を和らげるならば、植物療法は、症状を発生させる原因から見直す療法を指します。

酸化を防ぎ、自律神経のバランスを整え、体内の常在菌バランスを整える作用により、本来の免疫力、再生力を取り戻していく方法です。

特に、肌老化を実感し始めたエイジングケアは、オーガニック化粧品のケアが良いと言われています。必要以上の刺激を回避し、肌本来の活動を邪魔しないオーガニックで、十分キレイな肌を保ち続けることが可能となるためです。

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