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生活習慣の改善は難しいけど、美肌のためならなんとかなる
身体と顔が繋がっていますので、体の血行を治すことが一番の解決方法です。
女性が血行不良になりやすい原因を中心にまとめてみました。
運動不足
黙って黙々と、体中に酸素と栄養を送り続けている血管の動力は、心臓と筋肉です。心臓によって届けられた血液が、再び心臓に戻るためには、手足などの筋肉の働きのたまものとなります。
筋肉がしっかり働くためには、運動が必要。 そう言えば、スポーツアスリートの皮膚が常に綺麗でハリがあるのは、筋肉が血行環境を良好にしているためです。運動不足の解決策は、週2回、30分程度のウォーキングがおススメとなります。
筋肉不足は、冷えも引き起こします。
冷え
女性に冷え性の人が多いのは、男性に比べて筋肉量が少なく、熱を作り出す力が弱いためです。しかも、月1回の生理で血液を失うために、貧血気味で代謝が衰えて、熱を作り出すパワーが弱くなります。
女性は、将来の出産に備えて子宮などの周囲を、脂肪で取り囲んでいます。脂肪は、一度冷えるとなかなか温まらないと言う特徴があるために、体内の熱が脂肪に奪われ冷えてしまうのです。
冷えにより手足が冷たくなると、体は冷たい部分に血液を送る事を嫌がります。血管が収縮して、少しの血液しか流れないように調節してしまうためです。そのために、血流が減ります。
体質的に冷え性を自覚していれば、冷え対策は積極的に行います。
鉄分不足
血液中に含まれる赤血球のヘモグロビンは、酸素と結び付いて、人の体の各組織へ栄養を送り届けてくれます。ヘモグロビンの構成要素の一つが、鉄。つまり、鉄分不足は、血流を悪くする原因となります。
通常人の体の中には、3g~5gの鉄を持っていて、そう多くは排出されることはありません。しかし、女性の場合は、1回の生理で約20~30mgの鉄分を排出させていますので、意識して補わなければどんどん鉄を失っていくことになります。
睡眠不足
睡眠不足はお肌の敵と言われていますが、血行にも良くありません。睡眠は、体の各組織を再生させる成長ホルモンが働いている時間です。充分な休息がとれない状態が続けば、血流環境も悪くなるに決まっていますよね。
喫煙
たばこは、上述したヘモグロビンを破壊しますし、血管を収縮させます。美容の敵ですので、止めましょう。