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鼻の角栓はスキンケアのケアレスミスよ
鼻の黒ずみがボツボツと目立ち始め、『角栓除去をしたい』って気付いたら、スキンケアのミスが原因です。毛穴が詰まり必要でない皮脂が行き場を失うのは、油性のクリームでフタをしているからです。年齢に見合った栄養クリームを使用して、栄養を与えすぎるのはいけません。
肌はケーキでないのでクリームの厚塗りは駄目
角栓は、必ず取り除きます。角栓を詰まらせている原因を知れば、毎回毎回角栓の除去に悪戦苦闘することもなくなります。
使っている化粧品は合っていますか?
年齢肌であれば、ターンオーバーが遅れて、古い角質が剥がれ落ちないために毛穴が深くなり、汚れがたまりやすくなります。でも、角栓で悩んでいる方の多くは、若い!
ターンオーバーが遅れて自らの角質が毛穴を深くさせているのではなく、分厚いクリームのせいってこともあります。
肌の角質層の厚さは、0.02ミリと言われていますが、ちょっと濃密なクリームを、載せれば0.02ミリなんてあっという間に作れてしまうはずですよ。
新陳代謝の活発な若い肌は、次々に、新しい皮膚が古い皮膚を押し上げます。皮脂だって汗だって、年齢ごとに開きがあるはずです。
年齢肌と若い肌の違い
年齢を重ねた肌は、皮脂も汗も不足していますので、濃密なクリームは吸い寄せられるように浸透していきますが、自らで潤いを作り出せる肌の場合、クリームは肌の上に乗ったままのはず。ガソリン満タンの車には、ガソリンを入れることはできないからです。
放置すると
そのまま放置していると、深くなった毛穴の上にフタをしてしまう状態になるのです。後は、御承知のとおり。空気中の細菌や化粧品などの汚れも巻き込み、黒ずんだり、毛穴が広がったりしてしまいます。
さらに放置し続けると、細菌を巻き込んで、角栓を餌として繁殖をはじめ化のうすることもあるのです。アクネ菌などが取りつくと、ニキビになってしまいます。
年齢肌は、角栓専用のスキンケアを入れる
角栓ができてしまうと、角栓をピンセットなどで抜く方がいます。でも、角栓の周囲の皮膚が弾力があり水分が含んでいれば正解ですが、そうでなければ止めましょう。無理に引っ張って、周囲の皮膚を傷つけたり、逆に毛穴を広げかねません。
ターンオーバが遅れて、古い角質がはがれにくいと言う方は、皮膚がザラついて、ゴワゴワしています。余分な皮膚を薄くはがす、角質ローションを使います。
角質ローションは、物理的に剥がすのではなく、ピーリング剤と言って皮膚を溶かす働きの成分で、ソフトに剥がしてくれます。洗顔料を使って、ゴシゴシ洗うより優しくなります。
ピーリング剤の強さは化粧品によって違いますので、ここでも自分の肌に合ったものを使用します。ピーリング剤を使用したケアの後は、保湿を忘れずに。
外気に肌水分を奪われやすい原因は、肌のセラミドという成分が少なくなっていることもあります。セラミドが増えると、保湿力が高まり、剥がれにくかった角質が剥がれやすくなる現象も起きてきます。
保湿力とセラミドを配合したスキンケアは、いいですよね。小林製薬のヒフミドは、何年たっても人気が落ちません。
スキンケアは問題なしだけど、角栓が詰まる若い方
皮脂が多くて毛穴を詰まらせてしまうと、すぐにインナードライではないかと疑う方がいます。インナードライの方は、バリア機能が弱いために、自らの皮脂で潤いをつくろうと過剰に皮脂を出す肌の方です。
インナードライの他に、単に脂性の方も多いのです。脂性肌の方は、インナードライとは異なりバリア機能は強いとされています。
脂性の方は、皮脂線が多く、生まれながらですので、過剰な皮脂を洗顔で取り去り、キメを守るために保湿を行います。
例え皮脂が過剰に分泌されるタイプでも、毛穴がしっかりと引き締まっていれば、角栓を作ることはありません。角栓は、キメが乱れて毛穴が広がっていく時に、過剰に分泌された皮脂が詰まるために作られるのです。
毛穴対策に、角栓除去の洗顔料や、ピーリングローション、保湿でケアをします。これらはコスメ業界に、豊富な種類があります。しかし、毛穴引き締めに絞ったスキンケアは少ないのです。
あえて言うなら、ビタミンCですが、ビタミンCは万能な美容液です。毛穴だけにターゲットを、絞っている訳ではないのですね。確かに良いものは、たくさんあります。
体質なのだから食べ物でケアを
脂性肌の方は、体質ですので、あれこれとつけても逆に肌負担を増すばかりです。自分の肌が喜ぶスキンケアを見つけて、後は、皮脂を抑制する食べ物で根気強くケアをした方が賢明です。
肌は有害物質を押し出す器官でもあるので、必要以上に甘いものや油を多くとると、皮脂は増えます。バランスの良い食生活を心掛け、腸内環境を良好にします。
皮脂コントロール作業があるのは、ビタミンBですので、下記の食品やサプリで補給するのが望ましくなります。豚肉、レバー、豆類、乳製品、葉物野菜、かつお、マグロなど。