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海の恵みが主成分の化粧品がなかったわけ
植物成分、動物由来の成分は沢山あるけれど、以外に見逃しがちなのは、海の生物。アルマードでは、海のクレイをクリームに配合した『オーディ マーレモイスチャー』があります。
化粧品は民間療法に頼るところが大きいよね
『あまのじゃくなの?』って聞いてみたいけど、高級エステなどで使われているタナクラクレイとか、わかめを使った海藻パックなど、評判は高いのです。海の生物って、美容でも活躍できるのにって考えます。
化粧品なんて元々、古くから伝わる民間療法からとか、肌の組織に近いものを、身近な植物や食べ物で発見して作られたものです。『たまたま、酒蔵で働く杜氏の手が白かった』とか・・・でしょ?
海深くの海底に、何千年も眠っていた海の成分を、試しにつける人はそういません。あまちゃんぐらい?実験するのにも大変そうです。
最初はクレイの吸着力に注目を集めたけど
クレイは、毛穴に詰まった余分な皮脂や老廃物を吸着して除去する働きに注目されて、洗顔料に使われています。でもご存知でしたか?クレイに詰まったミネラルやビタミンは、半端無く豊富です。
他の植物と比較しても、多いのです。一般に食べる海藻で比べてみると、海藻はキャベツに比べてカルシウムが2~3倍、体内に入ってビタミンAになるカロテノイドは、2倍から15倍含んでいるといわれています。
しかも、クレイになると単一ではない。海で生活をしている、貝、海草、海藻、プランクトンの死骸が、数千年も間蓄積してできた栄養の宝庫です。
クレイの中でも特に、天然ミネラルが豊富なのはタナクラクレイ
特に、タナクラクレイは、ヨーロッパ産の海泥に比べて天然のミネラルが、多く含まれているといわれています。現在分かっているミネラルの数は、約55種類以上。
そのため、フランスなどヨーロッパに、エステ用として輸出されているほどです。これだけ豊富な栄養素を持っていながら、汚れを落とすだけの洗顔料に使うのは、勿体ないですよね。
クレイの持つ、吸着力とかデドックス効果が、他の洗浄成分と比較して、秀でていたからなのでしょうけどね。
ちなみに、タナクラクレイって下の写真のような色をしています。
現在言われているクレイの美肌への期待は?
つまり、クレイのミネラル成分は、肌の細胞や組織に浸透して新陳代謝を促したり、ハリと弾力をもたらしたり、殺菌したり、透明な肌にしたりといった働きをしてくれます。ミネラルによって肌の生成が助けられ、ターンオーバーの促進にもつながるということです。
パックの他に、バスタブに入れてつかる事で、疲労回復と角質ケア、体内のデドックス効果が得られます。モロッコでは、ガスールと呼ばれる洗浄剤が有名です。
オーディ マーレモイスチャーの魅力って
本当のことを言うと私も、洗い流すクレイパックのイメージがあったので、クレイ配合のクリームに抵抗はありました。ただ、どのクレイパックを使っても、パックしたての肌は剥きたての卵ののようにぷるんとしていたために、クレイの効果は何となく知っていました。
『オーディ マーレモイスチャー』は、タナクラクレイと、アルマードの得意とする卵殻膜を、主体とした栄養クリームです。
これが、クレイ?って思うほど、なめらか
蓋を開けてみたら、連想するクレイのつぶつぶ感は全くなし。通常のクリーム以上に、まろやかでなめらかです。
大ざっぱな私が、スキンケアの後、ささサッーとつけても、クリームの方から伸びているのかと思うくらい、顔に広がってくれます。
上記の岩みたいなタナクラクレイを、加工したのが下の写真。触ってみるとしっとりしていて、ベビーパウダーのようです。このひと手間が、なめらかなつけ心地にさせているようです。
べたつきはあるけど、心地がいいんだよね
つけた後は、なるほど、肌が乾燥しません。保湿しても直ぐ乾燥するなんてことも、しょうちゅうですが、大丈夫そう。特に、私が悩まされる日中乾燥も、メイクオフ後の乾き感もありません。
押しつけがましくないつけてる感が持続し、本当は届いているはずがない肌全体が柔らかく、潤い感を持続させ続けました。うん。海の恵みと卵殻膜の重ね技は、なかなかです。
海の恵みによる保湿力と、加水分解卵殻膜のハリ感を、楽しむことができました。
保湿しても直ぐに乾燥する、ゴワゴワと肌が硬くなってきている方に、肌の奥から弾力感のあるふっくら肌を実感して貰いたいと思いました。