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ヒアルロン酸の経口摂取で、黒ずみとくすみを解消する

この記事のもくじ

黒ずみやくすみだけでなく、深いしわやたるみにも

皮膚は表皮と真皮の2層に分かれていますが、表皮に血液が流れていません。肌のくすみや黒ずみの原因になる表皮のくすみは、はがれ落ちない角質(垢)や表皮内の老廃物です。大きな肌悩みはないのに、何だかくすみが気になる理由です。

こうした表皮のくすみは、ヒアルロン酸不足のせいです。また、黒ずみやくすみだけではなく、深いしわやたるみも、実は、ヒアルロン酸がカギをに握っていることが分かってきました。 手の平のジェル

表皮のヒアルロン酸の役割

ヒアルロン酸と言えば、肌に潤いと柔軟さを与えるものと考えがちですが、他にも役割を持っています。 表皮の中の表皮細胞の間を、埋めるように存在するヒアルロン酸は、老廃物を押し出し栄養を細胞に届ける水路です。ヒアルロン酸によって届けられた栄養で、肌は代謝を繰り返し活性化させています。

しかし、表皮のヒアルロン酸は1日で半減してしまうほど、周期が速いのです。常にヒアルロン酸を合成し続けていないと、肌代謝も遅れがちになります。はがれ落ちるべき角質が残ってしまい、肌は濁ってしまいます。

しかも、30歳のヒアルロン酸は60歳と比較すれば、半減してしまいます。高齢になればなるほど、肌環境が悪化するのは、ヒアルロン酸の減少と関係しています。いくら、美白化粧品を駆使してみたところで、若い頃の透明感がよみがえらないのは、どうやらこの辺のところにも関係があるのかと、ふと。。。

表皮のヒアルロン酸がさらに減り続ければ、小じわやハリの原因になります。この場合、外から化粧水などで水分を補え続ければ、小じわやハリ感の解消をします。化粧品に保湿成分として配合されて、こうしたヒヤッとした時に助けられるのです。

とはいえ、ヒアルロン酸は、分子が大きいために表皮までは浸透せず、上述の水路のような役割は期待できません。肌表面を覆って、潤すのみです。ところが、ヒアルロン酸を浸透させる新しい技術が開発されています。ヒアルロン酸で作られたマイクロサイズの針を、肌に貼り浸透させる方法です。目の下の小じわ用につくられています。

真皮のヒアルロン酸の役割

ヒアルロン酸は、真皮にも存在しています。

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深いしわやたるみは、今までは真皮層にあるコラーゲンの減少と言われていましたが、実は真皮層のヒアルロン酸の減少もあることが、今年(2017年)に解明されました。しわやたるみが深刻であればあるほど、真皮のヒアルロン酸量が低下しているそうです。

しわやたるみがなくても、真皮層のヒアルロン酸が減れば、肌全体の水分量が減りますので、瑞々しさが失われくすみに進行してしまいます。ご存じのようにヒアルロン酸1gで、6リットルの水を蓄えられるのですから、深刻なのです。

効果なしのヒアルロン酸の経口摂取は意外な展開

毎日入れ替わりが行われているヒアルロン酸を、体内で合成させ続けることが、エイジングのカギとなることが分かってきました。高分子なヒアルロン酸は皮膚に浸透せず、外から与えられないので、経口摂取しなければなりません。

美容界では以前より、ヒアルロン酸のサプリメントは、出回っていました。こちらで、低分子ヒアルロン酸『美潤』を体験して、個人的には潤い感を実感していましたが、世間ではヒアルロン酸を食べてもヒアルロン酸は増えないという説が、正しいとされていました。

ヒアルロン酸は安全

ヒアルロン酸は無味無臭で無色であることから、飴、ガム、ジュレ、清涼飲料水、酒類などに、食品添加物として配合されてきました。さらに1996年には、厚生省科学研究報告書で、添加物ヒアルロン酸の安全性を確認しています。

キューピーの実験で肌水分量上昇がみられた

やがてキューピーを始め大手の企業が、サプリメント開発に乗り出してきます。

キューピーが発表した実験結果では、ヒアルロン酸を接取後の3週間目以降に、肌に水分量の増加がみられたとあります。ヒアルロン酸の保湿成分として有効性について、こちらのサイトで説明しています。

1日240mgのヒアルロン酸とフラセボを、乾燥肌や肌荒れに悩む男女22名に、6週間摂取させ、その間の皮膚水分量の測定と、皮膚表面の顕微鏡的解析、皮膚科的問診を実施しました。また、1日120mgのヒアルロン酸とフラセボでも、同様の実験を行います。

その結果、120mg以上のヒアルロン酸を経口摂取することで、皮膚の症状の改善(乾燥肌・かさつきの改善・弾力性・柔軟性の向上、しわの改善)が図られることがわかりました。

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