この記事のもくじ
色白だけど瑞々しさがないという方へ
化粧品は、肌が必要と感じた時に、必要な成分やお手入れをするべしと考えます。若い肌に、効果重視のグロスファクター成分や、美容クリニックのヒヤルロン酸注射は、必要はありません。肌を甘やかすという言葉がありましたが、肌本来の機能が健康であれば、それ以上のケアは逆効果に繋がります。
寒くないのに、風邪予防のために厚着をすれば、汗をかいて逆に風邪を引くのと同じこと。高機能な化粧品が開発されつづける今だからこそ、厚着に気をつけたいところです。
無添加化粧品が向いている人って誰なんだろう
無添加化粧品は、大きな肌トラブルはないけれど、肌老化や劣化を限りなく遅らせたい、そんな女子向けの化粧品です。
極限まで肌負担を減らすことで本来の働きを引き上げることが可能ですが、大きな効果を望むべきではありません。トラブルを解決したいなら、効果重視をウリにしている機能性化粧品を使います。
肌本来の働きができるような環境を整える化粧品とは、肌に害のある成分を排除することです。まさしく、無添加!
また、大切なことは使用する方にとって、化粧品が自分の肌と合っているのかを、常に意識するべきなのです。甘やかしても、逆に厳し過ぎて、肌環境を悪化させたりしてしまいます。化粧品が、自分と合っているのかいないのかの判断は、今の自分の肌環境を、知っておくべきです。
美白と透明感のある肌の違い
ついつい美白記事のレビュー(商品チェック)の中で、透明感が出たと書いてしまいます。でも、この透明感って、美白を望む方にとっては、最優先課題とはなっていません。
美白はどちらかというと、濁りが気になる場合で、透明感は言葉通りの透けるイメージです。
美白を強く望んでいる方は、色が問題なのよ
美白を望む方の心理を、探ってみます。シミやソバカスが多くて少しでも減らしたい、日焼けが落ちないのが気になる、くすみがある、色白だけど瑞々しさがないといった具合です。
最後の瑞々しさが、まさしく透明感を指しています。シミやくすみがちな肌でも、透明感があれば良いと望むことはなく、まずはシミやくすみをなんとかしたいと思うわけです。
化粧品の世界でも、透明感は、美白とは別の次元で肌質の状態なはずです。ちなみに、美白は、メラニン色素の抑制することです。
透明感を強く望んでいる方は、肌質が問題なの
つまり透明感だけを望んでいる方は、色白だけど瑞々しさがイマイチ。キメの粗さが気になる、カサカサ感やゴワツキ感が感じられるなどの悩みとなっています。
透明感と言えばたっぷり保湿となります。ところで、つけたら潤いが実感できる化粧品が増えました。各々、潤い感が違うと感じていませんか?
保湿化粧品の保湿の働きについて考えたことある?
パンフレットやラベルに、保湿化粧品と記述してはいます。しかしそこには、化粧品を使う方の肌の状態や、悩みがどのレベルなのかといった指標がありません。
化粧品によって、確かに、潤い感は異なります。でも、悩みに合わせた保湿の提示はありません。現実は、女性の好みで選んでいます。こうした細部に渡る保湿化粧品の指標があれば、自分に適合する保湿化粧品を見つける手がかりになります。
例えば、表面はシットリだけど肌内部は、保湿不足とか。保水力が強くためふっくら肌を実感できるけど、自分の肌でない感覚がするとか。肌内部は潤いを実感できるけど、表面がさらさらで物足りないとか。それはそれは、いろいろな保湿感を実感できるからです。
でも、ひとつはっきり言えることがあります。
こうした不自然な保湿感はいらないけど、水分を維持できる化粧品が欲しいと望むなら、肌の働きを一切邪魔しない無添加化粧品を選択してください。上述の保湿感を否定してはいません。年齢とともに必要性が出てくるわけですから。
選択肢が広がって、嬉しいことです。ただ、選択する基準が今の化粧品の情報には、希薄なだけなのです。
美白を強く望んでいるわけではない、外から与えられる保湿を望んでいるわけではないけど、透き通るような透明感が欲しい方。 つまり、すっごく恵まれた肌でありながら、もっと磨きをかけたいと望む方には、無添加化粧品のファンケルをオススメしたいのです。
ファンケルのアクティブコンディショニングの透明感
ファンケルのアクティブコンディショニングの目指すところは、肌の自活力。自らの働きで潤いを保ち続けることです。
働きを阻害するような、手厚いサポートはいらないけど、肌に十分に働いて欲しいと望む方向けとなります。
私が使ってみたところの感想は、薄いベールを剥がすように明度が明るく感じられます。美白のそれとは違う、光の反射率の違いによる明るさ。
同時に予想していなかったけど、使い続けることで、ハリ感も生まれます。保水力のある成分を与えられた感覚ではなく、360度の方角から引っ張られているような感覚。でも、自らの肌が働いているとは、言い切れないところが残念ですが、今までの保湿化粧品にはなかった保湿感です。
ちょっぴり意地悪な私は、『へぇ~無添加でここまで出来るとは』と、ため息をつきました。 ファンケルのアクティブコンディショニングの各々のアイテムの使用感は、 こちらの記事で記載してみました。