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絶対焼けない日焼け止めに必要なのは保湿、UV防御、持続時間よ

この記事のもくじ

大切な保湿力は、紫外線が奪っている

日焼けから肌を守る要件のひとつに、保湿があります。例え、SPF50の高いUV防御値を持つ日焼け止めであっても、自らの肌が乾燥していれば、やはり日焼けのダメージは受けます。

そもそも、SPFの値を検証した時の女性の肌質について、誰も触れていません。多くの女性は、経験値で焼けやすいタイプの人と、焼けにくいタイプの人の差が大きい事を知っています。しかし、日焼け止めを選ぶ時は、こうした個人差の事をまるで忘れて、SPFの値だけを過信しています。

しかも、紫外線自身が肌を乾燥させて、日焼けをし易い肌にしてしまうことです。守るという日焼け止めだけでなく、元々の肌のスキンケアの状態も考えるべきと感じています。
カーテンごしに見える出窓の花

保湿力して潤った肌は焼けにくい

美肌師 佐伯チズ先生の『干物と生魚では干物のほうが早く焼ける』は名言です。新鮮な魚は確かに美味しいですが、焼く直前に塩をかけて、魚の水分を抜かないと中々焼けません。干して乾いた魚は直ぐに焼けます。

乾いた肌が日焼けに弱い理由

また、乾いた肌はバリア機能が弱く紫外線を簡単に通しますし、肌自身も直ぐに焼けるので乾燥させていきます。保湿されている肌であればあるほど、紫外線の浸透を遮り、肌ダメージを防ぐことが可能です。

肌水分を奪われる乾燥防止のために、日中の保湿力に気を使っていますか?使用する日焼け止めに、保湿効果を充分に効果してあるものもあります。

紫外線による肌乾燥は深刻

潤った肌にするための条件は沢山ありますが、潤った肌を作ることを妨害する一つも、紫外線です。紫外線のUVA派は、肌覆う角質層を通過し、肌再生に貢献している真皮層まで到達します。

ロングUVAは真皮層にダメージを与える

注目が集まっているロングUVAは、真皮層を完全につきぬけてしまうほど浸透しています。ロングUVAでダメージを受けた肌は、コラーゲンを変質させシワの原因を作ります。真皮層にある他の、ヒアルロン酸、エラスチン、プロテオグリカンも少なからず影響を受けて減少します。
これらは保湿成分でもありますので、減少=乾燥となります。

潤った角質層を作るための栄養庫でもある真皮層が枯れていくために、肌表面の角質層をも、乾燥がさらに進行していきます。どんとんと。

ロングUVAは、長い時間をかけて肌環境を乾燥肌に導く悪者となります。ロングUVAを遮断させることが、保湿力のある肌にする一つの方法となるのです。 海の中の時計

UV防御値に適性はあるのか

世の中で指標とされているSPFとPAは、紫外線から防御することができる時間です。赤くなるまでの時間を、20分で割った数値をSPFで、黒くなるまでの時間を、2~4時間で割った指標値をPAで表しています。ちゃんと書けば、SPFはUVBという紫外線の波長から守れる時間で、PAはUVAという紫外線から守れる時間となります。

UVAとUVBとは

UVBは、肌を焼いて炎症を起こすサンバーンを引き起こし、肌表面だけのことです。UVAは、肌内部にまで浸透しメラニン生成を促すために、黒くなる日焼け(サンタン)を引き起こしています。

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紫外線の強さは一様でないので時間では測れない

真夏の強い日の光が当たれば、冬の柔らかい日差しの時に3時間で赤くなっていたものが、20分で赤くなることがあります。サンタンについても、水面での反射率が高い海にいれば、1日で黒くなり、場所や季節によって違っていることは、体感してご存知のはずです。

紫外線の強さは、時間じゃないって思う訳です。気象庁いわく、『紫外線の強さは、時刻や季節、さらに天候、オゾン量によって大きく変わります。同じ気象条件の場合、太陽が頭上にくるほど強い紫外線が届きます。』とあります。

紫外線の強さの計算式

紫外線の強さは、国際的に、CIE紫外線強度といわれているものが、国際照明委員会で波長ごとに計算したものがあるそうです。紫外線量は、紫外線の強さに時間を掛けたもので、紫外線の強さによって、浴びる紫外線量は異なってくるのです。

SPFやPAってあいまいじゃないの!

つまり言いたいのは、SPFやPAの値は、どれくらいの紫外線の強さを基準に算出しているかってことになります。どこにも数値がでていません。

SPFやPAはあくまで基準値であって、その値だけに固執していては駄目です。絶対焼けない日焼け止めを探すなら、紫外線そのものを敵にして戦うべきですよ。現在分かっている肌への刺激を全て考慮してくれているような、日焼け止めが親切となります。 懐中時計

メイク崩れを防ぎ、持続時間が長いことが大切

多くの女性は、日焼け止めを単体でつけて終わりと言うことをしません。下地の上に日焼け止めをつけて、或いは日焼け止めを下地クリームと兼用させて、その上にメイクを塗ります。

ただでさえ暑く皮脂がたっぷり出る真夏に、粘性のある日焼け止めを塗り、油分の配合されたメイクをつければ、行き場を失った皮脂と汗が内側から、下地やメイクを緩めていきます。油取り紙で上から皮脂を抑えてみたところで、メイク崩れが解消されるはずはありません。こうなってくると折角塗った日焼け止めとて、流れて効果の期待が薄れます。

ウォータープルーフ型のメイクや、皮脂や汗に強いパウダリ―ファンデーションも登場します。メイクの上からスプレー方式でつける日焼け止めも現れました。

メイクをしている肌に重ね付けは駄目

日焼け止めを単体で付けていれば、日中に上からつけ直すこともできますが、コンシーラーやファンデ、チークでしっかりとメイクをした顔にそんなことできるはずはありません。現在言えることは、日焼け止めが肌に馴染み、日中しっかりと持続してくれるものであることが選択の条件であります。

よく、口コミで下地クリームの感想に、『メイク崩れしなくて良かった』と書かれていますが、まったく同感でメイク崩れを起こさせない下地兼用の日焼け止めを希望したいところです。 ドライフラワー

紫外線の影響を徹底的に研究している

絶対焼きたくないなら、日焼け止めに対する知識を常に最新のものにしていくべきです。固定観念はいけません。日に日に、新しい技術が生まれ、より安全により強力な防御率のものが開発されています。

独自のUVフィルターを開発し、多くの皮膚科医にその安全性を認められているラロッシュポゼの日焼け止めクリームは、今年またリニューアルしました。こちらに、 コラーゲン減少の原因と絡めて紹介しています。参考になさってください。

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