この記事のもくじ
目の下のくぼみには2種類ある
生まれながらに目の下がくぼんでいる、加齢により肌が痩せてくぼんでしまうことがあります。また別に、加齢により目袋がふくれて目袋に下に、くぼみができる場合があります。いずれも、目の下が黒くなるので、黒クマと呼ばれているのです。
黒クマは、茶クマや青クマとは異なり、コンシーラーやコントロールカラーなどのメイクで、消すことができません。茶や青より、黒いからということもありますが、物理的にたるみやくぼんでしまっているために、ごまかしが利きにくいのです。
ちなみに、茶クマは、日焼けやこすり過ぎでメラニン集中して目の下に集まるクマです。青クマは薄い皮膚の人に起きやすく、疲れや血行不良で黒ずんだ血液が、透けて見えるクマのことです。いずれも、メイクで隠せますし、食事や生活習慣で改善で薄くできます。
黒クマの原因と解消方法を詳細します。
痩せた目の周りは、栄養を与えてふっくらさせる
目の周りは皮脂腺が少なく、顔の他の部分より皮膚が薄いために、保湿力が弱くなります。顔の他の部分が乾燥していれば影響を受け、目の周りも乾いていきます。アイメイクの刺激も、無視すると痛い目に合います。
乾きやすい目の周りは、年齢が加わると、皮膚を支えてくる弾力層も痩せてきます。皮膚がしぼみ、やがてたるんでくると、くぼみをつくり黒クマになるのです。
痩せた目の周りに真っ先に必要なのは、保湿成分や、皮脂の代わりとなるオイルです。失いかけた弾力を取り戻すために、コラーゲンをサポートする成分も必要です。
皮膚が薄い分、ダメージを受けない安全性についても、チェックしなければなりません。
実は、目の周りのしわやたるみ用のアイクリームは、たくさんありますが、クマ専用のクリームは少ないのが現状です。 本来、アイクリームは、皮膚の薄い部分に保湿成分をため込ませるのが、難しいとされてきました。その上にクマ対策用に、ふっくらさせるクリームとなると、難易度が高いからです。
クマ専用のアイクリームが実はあった
クマ、特に目の下のくぼみに対応した、クマ専用のクリームがあります。北の快適工房が開発した『アイキララ』です。
アイキララの目玉は、ビタミンC誘導体であるMGA(ミリスチル3-グリセルアスコルピン酸・BG)という成分です。コラーゲンをサポートし、痩せた肌の弾力部分を補います。つまり、皮膚痩せへの働きかけて、ふっくら肌を目指します。
実は、私も1カ月間、使用してみました。他のアイクリームと違うところは、潤いが浸透するというより、濃密な クリームが肌の隙間を埋め尽くして入る感覚です。塗り終えたら、ドシーンと重くなった気が。
目の周りや目の下は、日常的に触れないように気を配っていました。スキンケアの負担も考慮し、クレンジング剤や洗顔フォームは最後につけ、乳液やクリームは最初につけていました。そんな壊れものに触れるような目元ケアを、アイキララを使っているうちにやらなくなりました。ハリがでてきて、安心したからです。
万が一合わなければ、返品保証があります。試しても、そう損はありませんよ。
目袋は眼輪筋のエクササイズですっきりさせる
下まつ毛のすぐ下に、細く盛り上がった部分が涙袋。最近は、涙袋にシャドウをのせるのが流行で、私もやってみましたがかなり目元が明るくなります。涙袋の下にあるのが、目袋でほとんどの人は、目立ちません。
目袋は、目の周りをぐるりと取り囲む眼輪筋や顔の表情筋が衰えると、目袋が膨らみます。目の周りの皮膚を、眼輪筋などの筋肉が支えきれないために、たるむためです。
目袋が大きくなるほど、周囲に影がつくられて、クマのように見えてしまいます。大きければ、黒さも増します。
目袋のふくらみは、年齢の他にも生活習慣も影響しています。目を酷使する仕事や、ゲームなどを続けていると、目の周りの組織に負担がかかり目袋が作られやすいといいます。
エクササイズの方法
眼輪筋のエクササイズが、『パッチリ目を実現!眼輪筋トレーニング&コリほぐし』に掲載されていましたので、抜粋させてもらいます。
開いて閉じる
目をギュッと閉じ、5秒間キープ。その後、思いっきり目を見開き正面を見る。これを、上下左右行う。
八の字を描く
目をパチッと見開き、5回ハの字を描く。反対周りも5回行う。
寄り目にする
意識的に寄り目にして、眼輪筋の収縮力をアップさせて、緊張をほぐす。
ぐっーと右を見る
目の周りの筋肉が、気持よく伸びていることを意識しながら、5秒間右の方向を見つめる。その後、左の方向を同様にみつめる。
まぶしい目つき10秒
鏡を見ながら、10びょうほどまぶしい目つきをします。通常より、下まぶたが2~3mm上がっているのを、チェック。この状態でギュッと目を閉しる。これを数回繰り返す。
目尻を軽くひっぱる
人差し指で目尻を軽く外側にひっぱった状態で、目をギュッと閉じる。次に、人指し指で目尻をやや上に押さえ、外上方にひっぱった状態で、目をギュッと閉じる。これを数回繰り返す。