この記事のもくじ
虫よけ効果もあって、ガーデニング好きな私にぴったり
日差しの強さが気になる季節になりました。家庭の事情で自宅で過ごすことが多くなった私にとって、ベースメイクを兼ねる日焼け止めから、すっぴん感覚のストレスフリーの日焼け止めを探すようになりました。ローションからクリームまでをつけたついでに、さっと、日焼け止めもぬれちゃうスキンケア感覚のものです。
ベースメイクも兼ねている日焼け止めは、まだらになっていないかとか、毛穴落ちしているのではとか、テカリ過ぎとか、日中粉っぽくなってきたなんて、否応なく気になるものです。きれいに見せるベースメイクタイプの日焼け止めは、緊張感があります。いつまでも若くいられるためには、こうした緊張感も大切です。
でも、自宅で過ごすリラックスした時間のための日焼け止めもあって良いはずです。無色透明な日焼け止めなら、毛穴落ちとか気にしようがありませんね。
毎日、私のスキンケア感覚で使う日焼け止めの定義は、低刺激、低価格、石鹸で落とせるの3つです。いずれも譲れません。
今回紹介したい、ぴたっとサンミルクは、馬油を購入した際のついで買いでしたが、先の3条件にぴったり当てはまっていました。
スキンケア感覚で毎日使う日焼け止めについて、私の思うところを説明したのちに、ぴたっとサンミルクについてお知らせします。
1秒たりとも太陽光線を地肌にあてたくない
年齢を重ねると、きれいになるための努力より、トラブルから守る意識が強くなります。少々太陽光線にあたり、赤くなっても次の日は、ケロッとしていた年齢とは明らかに違いますからね。
もはや、1秒たりとも太陽光線を地肌にあてたくないというのが、シミや乾燥に悩まされるおばさんの正直なところです。窓拭き、ちょいとゴミ出し、植木の水やりや15分程度の草むしり、洗濯物干しなどの時でさえ、不安になります。
低刺激
日焼けの原因である紫外線は、殺菌・消毒作用を持っています。しかも、温かい太陽光は肌を乾燥させて、肌バリアを弱らせています。こうしたトラブルから守ってくれる日焼け止めクリームには、良い働きもすれば刺激もあると考えるべきです。
日焼け止めの刺激にこだわる人は、まず、紫外線散乱剤、紫外線吸収剤などの成分にこだわります。しかし、刺激はそれだけではありません。塗る時の刺激、日中の乾燥対策、配合成分(紫外線散乱剤、紫外線吸収剤、パラベンなど)があります。
落とすときの刺激も重要です。特にメイクをしない日は、クレンジングは極力使いたくありません。ですが、日焼け止めクリームを使えば、クレンジングが必要な場合がほとんどです。
クレンジングって、ある意味、日中のメイクに感謝するためにあるもの。家にいるときの、すっぴん顔に使うのは抵抗があります。
塗る時の刺激
多くのコスメブロガーが、良い日焼け止めのことを、伸びが良くさらっとしていると書いていますが、これって重要です。乾燥気味、ゴワゴワの年齢肌には、塗る時の指の摩擦が増えます。
たっぷり水分を含んでいて、軽い力で、さっと伸びるテスクチャーであるかのチェックを必須です。
日中の乾燥対策
太陽光の温度と紫外線は、肌を乾燥させてしまいます。ベースメイクに保湿成分が加わったとか、美容液に色を付けたファンデーションなどが現れましたが、日焼け止めを選ぶ時も、保湿成分の配合は、その保湿成分の名前と一緒に、認はしておきたいところです。
真夏のべたつく肌に、クリームタイプの日焼け止めに抵抗がある方は多いでしょう。ミネラルファンデの酸化チタンに頼りたくなります。しかし、粉上のミネラルファンデより、クリームタイプのものの方が保湿成分が含まれています。
配合成分
日焼け止めで多くの人が気にしていることは、紫外線散乱剤か紫外線吸収剤か、パラペン入りか否かといった点です。ただ、避けた方が良いといわれている紫外線吸収剤とて、人気の敏感肌化粧品に使われていたりして、厳密に線引きが難しくなっています。更に、紫外線散乱剤も紫外線吸収剤も、両方配合されているタイプもあります。
一般的には、紫外線散乱剤でノンパラベンが低刺激といわれていますよね。
配合成分以前にチェックしてほしいのは、紫外線の防御率の強さでしょうか?UVAの最高防御率はPA++++、UVBの最高防御率はSPF50です。強い防御率の日焼け止めは、肌負担も増します。生活パターンに合わせて選び、必要以上に高い負担をかけないようにします。
美的のサイトで皮膚科医の高瀬聡子先生が、次のように答えています。『日焼け止めを選ぶ際に、ますはSPF値、PA値がひとつの目安になると思います。日常生活の中で浴びる紫外線は、SPF15~30、 PA++程度で十分カットできます。屋外のレジャーや南国のバカンスなど紫外線が強い地域に行く場合は 、SPF30~50、PA++++などプロテクト効果の高いものが安心ですね。プールや海など水辺で使う場合は、水に強いウォータープルーフタイプを選ぶなど、シーンに合わせて使い分けて』
なるほど、最低SPF15~30 PA++ですね。
落とすときの刺激
かつての日焼け止めは、クレンジングが必要でした。すっぴんで過ごしたのに、日焼け止めを塗ったために、クレンジングを使う時の心境は複雑です。ファンデーションを落とす洗浄パワーを、すっぴん同様の肌に使う負担が気になるからです。
昨今ではリキッドファンデでも、石鹸でおとせるタイプのものもあり、日焼け止めも、石鹸でおとせるものが現れ始めました。毎日、スキンケア感覚で使う日焼け止めなら、やっぱり石鹸で落とせることが重要なポイントになります。
ぴたっとサンミルクの良い点
ぴたっとサンミルクは日本創建の製品で、低温でじっくり抽出した馬湯を配合しています。ホホバオイルやシアバターなどのオイルが加わり、しっとりプルプルが期待できそうです。
UV剤は、紫外線散乱剤の酸化チタンを用いて、紫外線吸収剤は使っていません。赤ちゃんでも使えるというのがウリなので、低刺激なのです。
下記の成分の中で、アロエベラ葉水、シアバター、ラベンダー水は、農薬を一切使わず有機栽培されたオーガニック成分です。
【成分】
アロエベラ葉水、酸化チタン、トリエチルヘキサノイン、インヘキサデカン、シア脂、馬油、ステアリン酸AI、アルミナ、ホホバ油、ラベンダー水、ステアレス-2、ポリヒドロキシステアリン酸、ステアレス-21、ポリソルベート80、アクリル酸アルキシコポリマーNa、水添ポリイソブテン、リン脂質、ステアリン酸ポリグリセリル-10、ヒマワリ油、サクラ葉エキス、グリチルリチン酸2K、BG、ラウリルカルバミン酸イヌリン、シトロネラ油、ユーカリ油、シダーウッド油、レモングラス油、セイヨウハッカ油、トコフェロール、フェノキシエタ
紫外線防御率は、SFP30 PA+++で、日常生活で浴びる紫外線を十分カバーできます。
形状は柔らかいクリームで、指先にわずかにとっても薄く延ばせます。白浮きもなして、肌の上に載っている感覚もありません。
使用後は、石鹸で落とせます。
虫よけ効果も期待できる
ぴたっとサンミルクは、私が考える毎日スキンケア感覚で使う日焼け止めの条件に合致しています。
さらに1番の魅力は、塗ったときの清涼感です。次のような天然成分の精油をブランドし、真夏のうっとうしい気分を一掃させてくれます。使われている精油が、虫よけ作用があるために、虫よけが期待できる日焼け止めとして売られています。 アウトドアへも出かけることがない私でも、塗った後の香りは無視できませんでした。
以下、日本創建のサイトから引用しています。
【シダーウッド】 森林のような甘い香り。鎮静効果があり、心身をリラックスさせて不安な気持ちを静めてくれます。殺菌消毒作用、防虫作用にも優れています。
【レモングラス】 みずみずしく爽やかな香り。気分をリフレッシュさせ、集中力を高めるはたらきがあります。抗菌力が高く、お肌にハリを与えて分泌バランスを整える効果もあります。また、蚊やノミなどの虫除けとして広く使われています。
【シトロネラ】 柑橘系のフレッシュな香り。蚊などの虫を寄せつけない、天然の優れた「虫除けアロマ」として知られています。頭痛や神経痛などにも効果があり、ストレスを緩和してくれます。
【ユーカリ】 清涼感のあるスッキリとした香り。抗菌力に優れ、風邪などの感染症の予防にも効果があると言われます。シトロネラと同様、蚊よけ剤としても使用されています。
【ペパーミント】 すっきりとした香りが人気の精油。古来、薬用としても使用されていました。精神的なストレスを解消して、気分をシャキッとさせてくれます。胃腸系の不調にも効果を発揮します。