スポンサードリンク

毛穴ボツボツをとる角栓クリアの方法

この記事のもくじ

ボツボツの状態を見極めてからお手入れ

毛穴のボツボツとした黒ずみは3パターンです。1.汚れが詰まった角栓、2.日焼けによるメラニンの跡、3.毛穴の壁の影の色です。当記事は汚れが詰まった角栓について書きますが、日焼けによるメラニンの塊りは美白ケア、毛穴の壁の影は保湿とメイクで対策が異なってきます。いずれ詳細記述を。

詰まった角栓のボツボツの状態を、しっかり観察します。毛穴をイメージさせるれもん

コスメ選びの前に角栓をしっかり観察

詰まった角栓クリアは、黒ずみの大きさや硬さの状態を見極め、毛穴にの負担をかけてはいけません。負担をかけると一時的に毛穴のボツボツはとれても、角栓詰まりを繰り返します。

負担をかけないために、お手入れのタイミングを入浴後にします。湯船にしっかりつかり、顔に湯船の水蒸気をたっぷり浴びせます。昨今、毛穴角栓用のスチーマーが人気ですが、スチームは毛穴を温めて柔らかくしてたっぷりと水分を蓄えて弾力を与えます。こうした毛穴は柔らかくなり、角栓がでやすくなります。湯船からでる蒸気も、適度にその働きをしてくれます。

お手入れの周期も大切です。毎日、ターンオーバーを繰り返して再生される肌は、ほんの十分の数ミリ。物理的に表皮を剥がし、毛穴の汚れをとった日は、肌は薄くなっています。角栓クリアのお手入れを連日繰り返せば、毛穴はボロボロ、クタクタの状態です。肌も乾燥しがちになっています。角栓クリア用の化粧品の中には、毎日使えるというものもたくさん出てきていますが、2~3日は最低あけるようにしたいものです。

硬くて頑固な角栓(酵素洗顔)

長期間黒ずみに気が付いていながら放置していた、角栓がコチコチに硬い、角栓がかさぶたのようになっている場合があります。こんな手ごわい角栓は、酵素洗顔で対応します。

酵素洗顔は、通常の洗顔では不得手とされているタンパク質を分解する酵素を配合しています。角栓はタンパク質と皮脂が合わさったものです。
一口にタンパク質といっても色々で、古い角栓を分解するためには複数の酵素が配合されていることが多く、酵素洗顔料の種類もパワーもマチマチです。

強いパワーのものを使えば効果の期待は大きいですが、毛穴への負担はかかります。

選び方のコツは、最初は低刺激なもの、メジャーなメーカーのもの、毎日使えるとパッケージに書かれているものなどから使うと良いようです。

酵素で角栓や皮脂を溶かしていますので、毛穴以外の肌にも影響を与えています。洗顔後の保湿ケアは念入りに行うことは忘れてはいけません。

黒ずみよりが全体的にがざつきが問題(ピーリング洗顔)

ターンオーバーが遅れると表皮が分厚くなって、がざつきが酷くなります。詰まった毛穴をさらに詰まらせて、毛穴もボツボツしているかもしれません。

スポンサードリンク

タンパク質を薄く溶かすピーリング剤を配合した洗顔料は、本来剥がれ落ちるはずだった表皮を薄く剥がします。最近のピーリング洗顔は、低刺激で酷い角栓をごっそりというわけにいきません。使用する周期に気を付けて繰り返しケアを行い、ターンオーバーを正常に戻しながら、角栓詰まりのケアをする場合に用います。

やや硬くて頑固な角栓(クレイ洗顔)

長期間放置された角栓でないとか、頑固な角栓でない、毛穴のボツボツが消えても繰り返されるといった場合は、クレイ洗顔です。

酵素洗顔のように角栓を溶かしませんが、毛穴の中にクレイが入り込み角栓を包み込んで取り出します。クレイ洗顔で使われているクレイは、ミネラルを多く含んで美容効果を狙っているものがほとんどです。クレイに保湿成分も加えていて、洗い上がりはしっとり感の実感があります。

クレイの採掘場所とクレイに含まれる美容成分で選ぶと、角栓ケアというだけではないワクワク感が得られます。数多くのクレイを試して、肌感触を楽しんでみてください。クレイ洗顔は使用する周期を、それほど気にしなくても大丈夫です。

飛び出た角栓(スクラブ洗顔)

新陳代謝の活発な若い方の中には、毛穴から浮いてくる角栓、肌から飛び出した角栓に悩まされている方がいます。飛び出た部分を、ザラザラとした粒子で、はがすスクラブ洗顔があります。

スクラブ洗顔は、酵素洗顔やピーリングのように溶かすのではなく、物理的にはがすので表皮の表面を少し傷めます。アラフォーや乾燥肌、敏感肌の方には、ちょっとお勧めしません。

皮脂が気になるオイリー肌の方は、週1~2回の周期で使用するとスッキリとした爽やか感が得られます。

角栓ケアより大切なこと

角栓ができるのは、原因があります。

メイクをきちんと落とさないまま就寝したり、メイクを落としてもすすぎが十分でなく毛穴に汚れが残っていたりすると、毛穴の汚れは積み重なっていきます。逆に、洗顔にこだわりすぎて、強い洗顔料を使う、温度の高い水で洗顔する、1日に1回以上洗顔するといった行為は、肌を乾燥させ続けます。ターンオーバーが狂い、毛穴に角質が溜まりやすくなるのです。

常にしっとり感のある清潔な肌を保つことが、実は角栓を作らない大切なことです。

ところが、スキンケアは十分行っているものの、肌が常にオイリーですぐに角栓ができやすい方もおります。オイリーになる原因は、生活習慣の中にも潜んでいます。

  • 睡眠不足
    ホルモンバランスが狂い、特に女性ホルモンの減少は皮脂分泌を増やします。
  • 脂っこい食事
    脂っこい食事ばかりとると血液にも脂質が増えて、皮脂分泌を増やします。
  • ストレス過多
    ストレスを溜めたままにしておくと、自律神経のバランスを崩しホルモンバランスにも影響を与えます。特に女性ホルモンの減少は皮脂分泌を増やします。
  • 腸内環境の悪化
    毎日のスッキリは、皮脂分泌を増やすこともありますし美容全般に悪影響を及ぼします。
スポンサードリンク