この記事のもくじ
昔ながらの界面活性剤は優しい
敏感肌の洗顔石けんは、『乾燥しない』を基準に選ぶべきです。乾燥しないというのは、保湿力があるとは違います。潤いがたっぷりとか、洗い上がりがすべすべといったことではありません。
行為的に保湿成分の感触だけを、優先するのはそろそろ卒業しませんか?乾燥させずに、汚れを落としてくれる真面目な石鹸は、実在します。
敏感肌の人に合う洗顔石けんって何だろう
敏感肌の人が、洗顔石けんを使用するなら、肌に悪いモノが入っていないこと、昔ながらの界面活性剤を使用していること、配合成分が少ないことの、3点ではないでしょうかね。
肌に悪いモノが入っていない
ちなみに『無添加石けん』と表示している石けんは、厳密な決まりがあるわけではないものの、保湿成分に頼らず乾燥させないことが多いですね。製造メーカー側の高いモチベーションがあるからでしょうか?肌に悪影響を及ぼす成分を除外するだけでも、カサカサ感がやわらぐことは事実です。
石けんの製造方法によって、安価に短時間で作り上げる石けんは、グリセリンと呼ばれる保湿成分が残りにくくなります。一方、時間をかけて乾燥させた石けんには残ります。
固形石けんは、植物油脂や動物油脂の脂肪酸と水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)を反応させて作っているモノです。この脂肪酸にこだわり、植物性ならオリーブオイルやヤシ油、動物性なら馬油などが良質といわれています。脂肪酸に含まれる栄養も、肌の保湿を助けてくれるためです。
昔ながらの界面活性剤は微生物の餌になる
一つ問題なのは石けんは、弱アルカリ性であるために、弱酸性の肌には刺激を感じてしまう点です。洗顔後の肌のつっぱり感は、アルカリ性のせいです。アルカリ性には、毛穴を開かせる性質もあるために、洗浄力が強く感じてしまいます。
固形石けんは突っ張るモノといった固定観念があり、ついつい年齢肌には、洗顔フォームのようなジェルタイプの方がよいといわれ続けていました。ただ、ジェルタイプの物に使われている、界面活性剤に幾分の不安があります。
昔ながらの界面活性剤は、多くの人が使い続けてきたから、やはり優しい。必要以上に角質を剥がさない、毛穴の中に洗顔料が入り込んでも、深刻な悩みには繋がりません。何故なら、多くの石けんの界面活性剤は、水で薄めることで洗浄力を失う性質を持っています。排水され下水を流れるときに、小さな生物の餌になるほど安全なモノなのです。
固形石けんを使用して酷い汚れを落としているとき、何度も石けんを取り出しているはずです。石けんの洗浄力は限界があって、汚れが酷ければ、石けんを溶かしながら使わざるをえないことを体験しているはずです。このことから、洗顔時に、少しの石けんを使えば、肌負担を加減することが可能ということに、繋がりませんか?
配合成分が少ない
いうまでもありません。何に反応してしまうかわからない敏感肌の方は、反応がおきたとき、原因成分が直ぐにわかるように、配合成分が少ないことは必要です。 刺激のある成分を付けないことが、肌を老化を進行させないことに繋がります。
食べられるほど優しい池田さんの石けん
ネオナチュラルの池田さんの石けんは、製造者である池田さんが食べながら作っています。食べても安全ということなのでしょう。石けんに配合している成分も少ないし、脂肪酸は馬油を使っています。植物性でなく、動物性の脂肪酸を使用しているのが、面白いと感じて購入してみました。
配合成分によって石けんの種類が分かれています。初回購入の場合、お試しセットがあって、これが3種類と5種類から選ぶことが可能です。使ってみましたけど、乾燥しない石けんという言葉にぴったり。保湿成分の感触は、強くないのに、潤いが残っています。
馬油って、元々民間療法でやけどや切り傷に使われていたもので、肌馴染みが良い成分の一つなのです。
池田さんの石けん 25g3種セットを試してみました
こちらの石けんは、楽天市場リアルライムランキングで第1位です。初回限定ではありますが、390円で3種類試せて、送料無料なんですもの。それは、人気になりますよね。 セットは2種類の中から、選べます。
- しっとりタイプ
- 馬油
- 桜
- さくら蜜石鹸
- さっぱりタイプ
- 馬油
- 八女茶石鹸
- 竹炭石鹸
簡易包装だけど、センスはいいですよね。
扉を開けてみると、3個の石鹸と泡立てネット。
泡立てネットで泡立ててみましたが、今や流行の弾力たっぷり、濃密なモノとは違います。キメが粗い感じです。行為的に泡立てる発泡剤とかが、入っていないのがわかります。
馬油石鹸
無臭で、石鹸を手に取ったときから、しっとり感が伝わりました。使ってみれば、突っ張ることなく、洗顔したことさえ忘れてしまいそうな自然な洗い上がりです。
配合成分が7種類。馬油石けん素地【九州馬油使用】、水、グラニュー糖、グリセリン、エタノール、海塩、桧油これだけで、安心できます。
さくら蜜石鹸
上述の馬油に、桜蜂蜜と蒸留竹酢液加えただけです。ほんのり香さくらを楽しめました。
桜
上述のさくら蜜石鹸に、巣蜜が加わっています。蜂蜜の中でも、さくらの花にこだわっているところが、贅沢です。でも、贅沢と感じることがないくらい、手軽に使えました。 低刺激に加えて、保湿もと考えるなら、こちらかな?