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浸透力と低刺激、ビタミンCへの高変換率が魅力
次々と、有力なビタミンC誘導体が登場していきます。今回は、APISを配合した『C200 パワーセラム』について、ご紹介します。
両親媒性(りょうしんばいせい)ビタミンC誘導体は2種類ある
水溶性の即効力と、油溶性の浸透力の両方を兼ね備えた両親媒性(りょうしんばいせい)ビタミンC誘導体と呼びます。ビタミンCのいいとこどり、なんて呼ばれています。
両親媒性ビタミンC誘導体で有名なところでは、ドクターシーラボのVCエッセンス ローションや、サイクルプラスのエンリッチローション、プリモディーネなどがあります。いずれも、通常のビタミンCの100倍の浸透力がウリで、効果も感じられたので、当サイトでも紹介しています。
APISビタミンC誘導体
ところで、両親媒性ビタミンC誘導体は、APPSの他にもう一種類あって、APISと呼ばれています。 ビタミンCは好きで、お手頃な価格なら、試さずにはいられないのですが、APISは今回が初めてです。
APISは、APPSの2倍の浸透力があるということです。つまりAPPSが『100倍』と表示しているなら、APISは『200倍』となるわけです。
ビタミンC誘導体は、ビタミンCに別の物質と結合させて、空気中で安定できるようにさせておき、肌内部へ浸透した際にビタミンCへ変換する性質を持っています。
ビタミンC誘導体自身がいくら、浸透力が高くても、ビタミンCへの変換率が低ければ、意味がありません。ビタミンC誘導体が変換する際、皮膚内にある酵素が必要となります。皮膚にある酵素は、少ないために、折角浸透しても変換されないのではという、懸念もあるのです。APPSは、変換の際に必要とされる酵素は2つ、APISは1つであることから、変換率も高いと言えます。
また、APPSは弱アルカリ性で、APISは弱酸性~中性であることも、敏感肌でゆらぎやすい方には嬉しい情報です。
ビタミンC美容液は肌ダメージが気になる年齢から
ビタミンC美容液を使う時期は、肌ダメージが気になる年齢からがおススメです。よく毛穴を小さくとか、シミが現れたからビタミンCを使う方がいますが、トラブルが見える前からがベストです。ビタミンCは肌のトラブル対応も得意ですけど、『肌ダメージを受けない、進行させない、リカバリー能力がある肌環境づくり』も得意です。
肌老化を防ぐ3つの力を、ビタミンCはもっています。
ただビタミンCだけが、肌環境を作る訳ではありませんので、APPSだからとか、APISだからという理由が、選択条件ではないんですけどね。
セレヴィーナC200について
セレヴィーナのC200は、シンプルな使い心地が気持ち良かった美容液です。効果も、つけた瞬間毛穴がキュッと言うのとは違って、ジワジワとフェイスラインが引き締まって、何だか信頼できそうです。それもそのはず、クリニックの現場から生まれた、敏感肌スキンケアブランドだからなのです。
浸透力と肌への優しさが決めて
皮膚科を訪れる多くの女性の本音は、『市販のものより効果の強い成分を配合してくれるので、肌トラブルが早く解決してくれそう』ってことだと思います。副作用も、効果も充分知り尽くした皮膚科ならではの現場の力ですが、肌が弱い、自信がない人間にとったは、不安な部分でもあるわけです。セレヴィーナC200は、無香料、無着色、ノンパラベン、パッチテスト済み。
セレヴィーナ c200パワーセラムを購入してみた
前回、セレヴィーナのC200 パワーセラム(10ml)の2週間分を紹介して、思わず購入します。前回の記事 ⇒ セレヴィーナ c200パワーセラムで、紫外線で疲れた肌を癒して
c200パワーセラムの効果だけを試したかったので、洗顔後、化粧水はプレ化粧水的な軽いものにしました。2回ほど、化粧水を染み込ませた後、c200パワーセラムを手のひらで押し込みます。とろっとしたテスクチャなのに、肌にのせるとサラッとしていて、ベタツキを全く感じません。
浸透力が特徴なのに、油溶性ではないのかしら?と首をかしげました。下記の写真では、若干分かりにくかったようです。すみません。
ご存知かもしれませんが、ビタミンCには、水溶性と油溶性があり、水溶性は肌表面の細胞膜を通過しにくいという難点があります。油溶性の場合は、浸透力が良くても働きがイマイチという難点を持っているのです。
c200パワーセラムの一番の特徴は、この水溶性と油溶性のいいとこどりのビタミンC美容液ということです。
使い続けて1週間ぐらいで毛穴が、引き締まっています。保湿力の弱い化粧水を使用したのに、カサツキもつっぱり感もありません。
ビタミンC以外に、スイカ果実エキス・オクラ種子エキス・アーチーチョーク葉エキス・ムコ多糖類・進化型ヒアルロン酸を配合していますので、うるおいを感じながら、毛穴が引き締まるようになっているのです。
つけた瞬間、肌とのかかわり合いが良いので、続けていますが、我儘な期待はまだまだといったところです。
エイジングケアは、継続して効き目が現れるもの、毎日低刺激で楽に続けられるのはいいですね。