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毛穴に良いアーチチョーク配合化粧品
毛穴の悩みは、どうしても若い方の特権のようなイメージがあります。年齢からくる乾燥毛穴のは、多くのトラブルに悩まされ深刻であるにもかかわらず、”保湿を充分にケアする”といったお茶を濁したケアしか、長い間ありませんでした。
毛穴専用スキンケアとは
毛穴には、2タイプあります。皮脂毛穴と年齢毛穴です。各々に期待する働きをまとめてみました。
皮脂毛穴向けのスキンケア
世の中の化粧品を、見渡してみてください。毛穴に詰まった角栓の除去や隠すためのファンデなどは、多くありましたが、毛穴専用スキンケアが登場し始めたのはごく最近のことです。
正直、アンサージュであっても、皮脂毛穴にターゲットを絞ったものと考えていました。多くの人はまた、毛穴専用スキンケアの明確なイメージを持っていないのではないでしょうか?
ただ、皮脂毛穴ケアであっても、『かえって毛穴を広げたり、肌荒れしたり』といった、口コミも時々見られ、『完璧な毛穴対応策はない』と考えている女子も多いはずです。
年齢毛穴専用スキンケア
年齢からくる乾燥毛穴になると、単に毛穴の汚れだけではなく、「開き」「黒ずみ」「たるみ」といった毛穴の三大トラブルが加わっていきます。
今までの毛穴三大トラブルは、従来のスキンケアの働きを組み合わせて、解決しようとしていました。つまり、低刺激であるけど毛穴の詰まりを完璧に除去する洗顔、保水力のある化粧水、紫外線のダメージを抑える抗酸化力のある美容液、真皮層をサポートするクリームといった具合です。
でも、誤解しないでください。そうしたお手入れも試してみて、決して毛穴に対する効果を実感できましたし、悪くはありません。全ては、結果次第です。
アンサージュと他の年齢毛穴専用スキンケアの相違点
最近、毛穴の老化の原因は、“NF-κB(エヌエフカッパービー)”というタンパク質の過剰増殖であるということが解明されました。このタンパク質が増加することで、毛穴トラブルを引き起こしているというのです。
アンサージュが他の年齢毛穴のスキンケアと一線を異にするのは、“NF-κB”の増殖に着目したケアだと言うことです。アーティチョークという西洋の野菜で、解決を試みています。
トラブルが起きた後の肌トラブルを解消するのではなく、トラブルの根本原因である物質に働きかけると言う考え方が、非常に面白いと感じました。つまり、毛穴には、毛穴の悪玉がいるらしいことが、私を楽しませたのです。
アンサージュを購入してみた
ついにアーティチョークを使用したスキンケア4点を、購入してみました。
まず、最初に思ったこと。
使いはじめて気がついたのは、4つのスキンケアのバランスのよさです。
べたつきの少ないオイルクレンジングの後に使う洗顔料は、肌の潤いを奪いません。クレンジングそのものがそれほど、オイル感が強くないので、洗顔料の脱脂力も強くないのでしょう。洗顔料はクレイを使用しているのにもかかわらず、クレイ独特の吸着力のそれほど強くありません。それでいて毛穴の汚れが落ちています。
トロミの強い化粧水は、洗顔時に、ちょっとだけとり過ぎた皮脂や角質を補うように、優しく肌を包み込みます。乳液でありながら、充分に肌の潤いを逃がさないシアバターなどを使用して、しっかり保湿しているのに軽いのです。
全体的に、重すぎないし、かといって物足りないわけでもない、ギリギリ線を上手にコントロールしているって、感じました。
各アイテムの使用感
メイク落とし(アーティオイルクレンジング)
メイクに素早く入り込み、マッサージする指に力が加わりません。オイル特有のべたつき感が無いのは、スクワランを配合しているからと知って、納得しました。オイルも肌の成分に近いホホバオイルを使用して、洗い上りの肌も楽ちん。
こんなに優しい感触なのに、ぬれた手でもメイクを落とせると知って、ちょっとびっくりしました。ポンプ式なのでプッシュするだけで、取り出せるため、これは浴室でシャンプー後に使おうって決めました。
毛穴エイジングの原因である、NF-κB(エヌエフカッパービー)を抑えるために、アーチチョーク葉エキスの主成分『シロナピクリン』が配合されています。
洗顔フォーム(アーティウオッュ)
ミネラルを含んだクレイを使用しているので、もっちりとした重めの洗顔を想像していましたが、泡が柔らかく、果たして毛穴の汚れを落とせるのかと心配になるほどです。頼りないぁと思って鏡を見ると、結構働いてくれています。
毛穴洗顔に期待される、洗い上がりのさっぱり感はありませんが、顔全体が引き締まった感じがします。
毛穴エイジングの原因である、NF-κB(エヌエフカッパービー)を抑えるために、アーチチョーク葉エキスの主成分『シロナピクリン』と、肌荒れ防止成分であるグリチルリチン酸2Kが、私的には嬉しい成分です。
予想に反して、柔らかい泡でした。 (ちょっと頼りないけど、良く働きました。)
アティーローション(化粧水)
4つのアイテムの中で1番気に入ったのがこれです。大豆由来の天然成分であるレシチンが、ナノカプセル処方で肌奥に浸透するそうです。肌の衰えを実感し始める年ごろには、嬉しい成分です。
つけると、私の肌が吸い取ってしまいます。香りがヒノキに似ていて、すっごく癒されます。ヒノキの芳香剤を、たまに購入しますが、これほど自然に近い樹の香りは初めてです。でも、この香りが何であるのかはよくわかりません。
3回ほど、調子に乗って重ね付けすると、お腹一杯になったと肌が言ってくれます。
毛穴エイジングの原因である、NF-κB(エヌエフカッパービー)を抑えるために、アーチチョーク葉エキスの主成分『シロナピクリン』の働きに期待してしまいます。
アーティミルク(乳液)
練乳を思わせる色と、手触りです。
さらりとしているけど濃厚で、つけた後ハリを感じました。乾燥防止にシアバタ―と、アーチチョーク葉エキスの主成分『シロナピクリン』が配合されています。
乾燥毛穴に頼りになりそう。
アンサージュは、年齢肌専用の毛穴スキンケアでありながら、ナイトクリームがありません。お年を召したおばさんは(私、私のことよ!)、たっぷり贅沢成分が配合されたナイトクリームをコッテリとつけるのが、快感だったりします。気分的に物足りなさは感じたものの、クレンジングから肌水分を逃さないようになっているためか、かなりのしっとり感を味わえます。頼りにして大丈夫そうです。
年齢毛穴の原因であるNF-κB(エヌエフカッパービー)とは
NF-κB(エヌエフカッパービー)は、紫外線やストレスを受けると、増えてしまう悪玉タンパク質です。一度NF-κB(エヌエフカッパービー)が増え始めると、自らをコピーしながら増殖し、コラーゲンを減少させていきます。
たるみ毛穴解消のために、せっせとコラーゲンを摂取したり、化粧品で補ったりしていました。なかなか解決に至らない理由は、こんなところにあるのかもしれませんね。
また、毛穴の黒ずみも、紫外線によるメラニン増殖と言われているようです。これも、悪玉菌をターゲットにしていなかった為に、完全ではなかったのでしょう。
繰り返しますが、アンサージュの主成分である、アーチチョークと言われる西洋の野菜の葉のエキスには、シナロピクリンが含まれています。シナロピクリンの働きは下記のとおりです。
- 毛穴の黒ずみ ⇒ メラニンの生成を抑えるので黒ずみにくい
- 毛穴の開き ⇒ 過剰な皮脂分泌を抑制させて毛穴を引き締める
- 毛穴のたるみ ⇒ ターンオーバーを促進させてたるみを目立たなく