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化粧品も食事もオイルカットの生活を
肌くすみと言うと、乾燥からくるターンオーバーの遅れをすぐに思いつきますが、脂性肌の人もくすむ原因があります。それは、皮脂の酸化です。
皮脂の酸化って何?
酸化の原因は、体内から発生する活性酸素です。活性酸素は、通常は体を守り体内の細菌を分解してくれる大切なものですが、強い紫外線を当たり過ぎたり、ストレスが蓄積する生活を続けていると活性酸素が必要以上に作られます。
活性酸素が必要以上に作られることが問題なのです。
活性酸素は、高体温になると増加し、油も大好きです。皮脂が出すぎる真夏の肌は、活性酸素が活発になる条件です。
活性酸素は、皮脂と皮膚の細胞も酸化させていきます。てんぷら油が黒ずむのと同じ、原理といわれています。
活性酸素の攻撃を受けることで、肌の働きは弱まり、メラニンの生成も促され肌全体がくすみます。何もお手入れをしないでいると、シミやシワになるということは聞いたことがあるはずです。
こうした皮脂の酸化対策は、無意識のうちに女性はやらされています。やらされているといったら変な表現ですが、化粧品やサプリメントの多くには、抗酸化成分を配合しているからです。
皮脂の酸化対策
あえて皮脂の酸化対策から、肌のお手入れと結び付けてみますと、こうです。
- 保湿対策(紫外線から守る角質細胞をサポート、肌からの過剰皮脂を抑制)
- uv対策(紫外線が肌に入り込むのを防ぐ)
- 抗酸化対策(活性酸素を除去)
- 皮脂抑制(脂質や糖質の食事の制限や、皮脂抑制力のある(ビタミンcなど化粧品の使用)
脂性肌の人は、乾燥肌の人以上に食生活に気を配るべきです。とり過ぎた脂質や糖質は、皮脂線の多い顔から出ていきます。
保湿に関しても、肌を触ると潤っているような気がしますが、脂性肌の人は皮脂と水分とのバランスが崩れています。水分を与え続けることで、過剰な皮脂を抑制させる上に、紫外線からの防御率も高くなります。
乾燥肌対策と異なるケア
乾燥肌の人と違うケアは、油分を制限した食事とスキンケアを心がけます。既に、自分の肌が天然の油分を分泌している訳ですから、外部の化粧品から二重に取り込む必要はありません。
ファンデーションも、水分を含むリキッドやクリームでなく、粉タイプのパウダリ―やミネラルを使用します。リキッドだと、テカリってしまうファンデも、粉が皮脂を吸うことでマットな仕上がりになるミネラルファンデの方が見た目もキレイです。
乾燥肌の人にも言えますが特に脂性肌の人は、合成界面活性剤入りのものは、活性酸素を発生させるますので、基礎化粧品でもメイクでも避けてください。
毛穴の黒ずみや、角栓、角質を除去するといった、肌表面を削るケアの場合は、年齢つまりは肌の新陳代謝能力を考えて選ぶべきです。ごっぞり、肌を削り取ったのはいいけど、新しい肌が間に合わずに未熟な肌のままですと、逆に皮脂が過剰になるのです。
化粧品でおすすめしたいのは
脂性肌の皮脂対策におすすめしたいのは、オイルが入っていないこちらの基礎化粧品でしょうか?レビューを書きました。⇒ 肌水分量を上げる化粧水に困るインナードライの方へ