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肌のキメを細かくは無理だけど、細かく見せることは可能
アルマードの商品説明会で、東京大学名誉教授の跡見順子先生が、ぼろっと口にした美容液の名前は、”スーパーオーディN”です。肌の講義の間、後にも先にもアルマード化粧品の名前は、”スーパーオーディN”だったんですよ。
アルマードの自信作とだけあって、年を追うごとにテレビや雑誌で取り上げられています。写真は、ひとつ前のバージョンですが、中身は大きくは変わっていません。
最初に気が付いたことは、肌のキメが整ったってことです。体験して、キメが整う美容液は、確かに他にも経験しましたが、美容液が浸透した後の引き締まり感や肌のハリ感は、抜群だと感じました。
規則正しく整列した皮丘が、肌のキメを作っている
肌のキメは、皮丘と呼ばれるタイルのようなものが、敷きつめられた状態をいいます。
私はよく、肌のキメを考える時に、お米と砂糖を思い浮かべます。砂糖は、遠目には均一に見えますが、お米は凸凹していてとても均一には見えません。皮丘一つ一つの大きさが小さく、なおかつ、皮丘どおしの隙間が狭ければ、よりキレイに見えるはずです。
また、お米は並びが不均一であると、穴が空いて見えます。皮丘も同じで、均一に並んでいると、隙間が少なくなり毛穴が目立たなくなるのです。
肌のキメが細かいと言うことは、皮丘が小さくて、皮丘どおしの隙間が狭い状態であることです。実は肌のキメ細かさは、生まれながらで変わることはできません。
しかし、皮丘の中に敷きつめている角質細胞を太らせれば、隙間を狭くすることが可能です。ぷくりと膨れて、隣り合った角質に圧力が加わるほど太っていれば、隙間を埋められます。そう、まるで混雑した通勤電車の様に、ピタッと隣人に張り付いているイメージです。おぞましいですが、そんな状況です。
肌のキメを整えるのは、水分だけではない
角質細胞を太らせることが、肌のキメを整える唯一の方法と言えます。
今までは角質細胞を太らせるには、水分量と言われて、保湿力のある化粧品を多くの人が使っていました。水分量の上がった肌は、そこそこ透明感は出るものの、やはり目立つ毛穴は改善できませんでした。画期的にキメがない状態に持ってくるまでにも、至らなかったのです。しかも、保湿を怠ると、やはりさらにキメが悪化しますので、止めるわけにはいきません(笑)。
角質の原材料はアミノ酸と水です。アミノ酸の中でも、グリシンと呼ばれるアミノ酸が多く含まれると、キメが細かくやわらかい肌になることが分かってきました。グリシンは、アミノ酸の中でも分子が小さいために、肌の上から塗っても、肌内部の隅々まで浸透させられます。
と、そこまで分かった時、卵殻膜エキス90%も配合していて、卵殻膜原液に近いスーパーオーディNに戻ります。卵殻膜は、卵の殻の膜で、アミノ酸を含んでいます。人間に最低限に必要なアミノ酸が、厚生労働省によって定められています。これを必須アミノ酸と呼びますが、卵殻膜には9種類を全て含まれている上に、グリシンも含まれているんです。
卵殻膜の魅力は、バランスの良いアミノ酸だけでなく、ベビーコラーゲン生成促進など他にもあります。こちらの記事で、詳細を記載しています。⇒ 卵殻膜化粧品で、ベビーコラーゲン(赤ちゃんコラーゲン)増やす
スーパーオーディNを使ってみました
スーパーオーディNは、卵殻膜エキスとヒアルロン酸Naで、角質細胞を幾分太ったのでしょうかね。推測に域でしかありませんが、なかなかふっくらとして見た目も心地よい仕上がりになっています。
洗顔後にすぐつける美容液で、さっと一気に肌が吸い込んだ後は、つけた感覚がありません。当初は頼りないので、2回位、重ね付けをしましたが、次第に、1回で十分いい感じになることがわかりました。
つけた感覚がないほど、サラサラの肌なので、次につけるローションの種類を選びません。卵の匂いが実は苦手ですが、全然イメージさせない仕上がりになっています。
卵殻膜に含まれる美肌成分は、グリシンの他にもたくさん
私がスーパーオーディを使用して、強く実感をしたのがキメだったので、グリシンをテーマにしました。でも、実は卵殻膜には肌にうれしい成分は他にも含まれています。
例えば、以下のとおりです。
- シスチン皮膚の構成成分であり、美しい肌に役立ちます。
- ヒアルロン酸が多くの水分を蓄えて潤いをキープ
- コラーゲンもっちり肌の鍵
肌に害のある成分は含まれていませんし、卵アレルギーの人が卵殻膜化粧品で即反応することは、医学的に考えられにくいそうです。万が一、心配ならば、目立たないところでパッチテストをしてから使うと良いですよ。