この記事のもくじ
カサカサ感はわずかな油断で訪れるものよ
熱いタオルで顔を拭いた時とか、徹夜明けでメイクオフした時に顔のカサツキを感じます。肌水分量は、常に同じ状態にはなく、スキンケアの方法や日常生活の変化でも変わってきているんですね。熱いタオルで後悔して、慌てて化粧水をたっぷりぬったとしても、追いつきません。
わずか0.02ミリの肌のバリア機能は、簡単にダメージを受けてしまうものです。ダメージを和らげる緩衝材のようなスキンケアが、欲しいものだと考えていました。バリア機能を構成している成分の一つである、セラミドを塗るというのもそんな対策のひとつです。
セラミドはバリアという機能性だけでなく、肌水分を抱え込む美肌への魅力もあります。保湿の王道であるセラミドで、潤いのハリを実感してみませんか?
バリア機能が高まることはキメも整うということ
バリア機能は、角質細胞が規則正しく並んでいます。バリア機能が乱れて、カサカサ感を実感するのは、角質細胞がバラバラな状態になっているためです。角質細胞の隙間から、肌水分が蒸発しているんですね。こんな肌表面のミクロの世界が、見た目にはキメが整っているとか、乱れているように感じるのです。
バリア機能が高まり肌水分量も上がれば、肌のハリにつながります。単に、肌水分量だけも上げても、バリア機能が弱ければ、いずれ外気に蒸発してカサカサへ逆戻りです。
もし、保湿化粧水でたっぷりハンドプレスしているのに、カサカサ感が残るなら、バリア機能が弱いのです。或いは、湯上りはふっくらしていた肌が、洋服を身に着けたとたんカサカサしている場合も、バリア機能の低下を疑うべきです。そんな時、鏡を見てください。キメも乱れているかもしれませんよ。
顔のべたつきも水分の不足
バリア機能で意外と見過ごしているのは、カサカサと逆の状態の時です。目覚の肌のベタツキや、メイク後のテカリや脂浮きも、バリア機能低下が原因になっていることがあります。肌内部の水分が不足して、肌本能が潤いを与えようと、過剰に皮脂を分泌しているためです。不足している肌水分量を増やすために、保湿ケアは大切ですが、加えて、弱ったバリア機能も上げなくてはなりませんね。
バリア機能とセラミドの関係
熱いタオルで顔を拭いた時に感じたカサツキは、肌のバリア機能が壊れタオルの熱で、肌水分が奪われたためです。徹夜明けでメイクオフした時は、睡眠中に行われる肌の修復作業が行われなかったために、バリア機能が脆弱になっているからです。
バリア機能の働きは、角質細胞が規則正しく並び、外部からの侵入物を遮断します。角質細胞同士をつなぎとめているのは、細胞間脂質でセラミドが主成分です。肌をこすったり、熱で刺激したりすればバリア機能は、ダメージを受けます。寝不足になれば、セラミドも減少してしまいます。
セラミドを補うことは、バリア機能へのダメージを和らげること考えられませんか?
角質層への負担は年々増しています
現代の女性は、空調設備のととった乾いた空気の中で過ごし、肌をカサツキかせています。年々強くなる紫外線と、誤ったスキンケアでも、肌はカサカサになります。乾いた空気は肌水分量を奪い、ほこりやチリで肌をこすり摩擦が大きくなります。湿度が低く空っ風が吹いた日に、肌荒れが起きるのは、肌水分量が低下したところに刺激が加わるからなのですね。
セラミドは、親油性でもあり水とも親和性を持っています。乾いた空気に肌水分を奪わせない親油性と、肌水分を保つ親水性の性質で、ダメージから守ってくれるのです。
セラミドを作る力は、歳をとる毎に衰えて来ます。セラミドは肌が作り替えられる途中で、作られていく成分です。成長期のように新陳代謝に勢いがなくなり、肌の作り替え時に栄養の受け渡しをしてくれる真皮層が痩せて行くことが、大きな原因です。
昨今、コラーゲン配合のサプリメントが大流行です。コラーゲンは真皮層の70%を占める重要な成分で、コラーゲンを増やすことはセラミドを増やすことにもなります。
ただ、コラーゲンが作られる周期は非常に長いので、セラミドを期待するのはどうでしょうか?女性の肌を取り巻く環境も、悪化しているのは記述したとおりです。乾燥肌で悩む女性は増えているのも、バリア機能への負担が増しているためでがあるなせんか?
肌水分量を上げるのはセラミド
小林製薬のヒフミドはセラミドを、クレンジング、ソープ、化粧水、乳液、クリームと全アイテムに配合しています。数あるセラミドの中でも、人の肌にあるのと同じ「ヒト型セラミド」を使い、素早い吸収を狙っています。保湿は全てのスキンケアの原点で、実感は早ければ早いほど良いですよね。
ヒフミドは他の化粧品とは少し異なり、コラーゲンやヒアルロン酸が配合されていません。いかなる美容成分よりも、バリア機能を整えることに重点を置いているためといえます。保湿はスキンケアの原点ですからね。
ヒフミドを通販で注文
スキンケア5点物が同時に試せて、セラミド効果を実感できるトライアルセットを通販で注文しました。
肌荒れ防止ために洗顔料にセラミドを配合したものや、エイジングケアクリームなどにセラミドを配合した化粧品はありますが、全アイテムにセラミドを配合している化粧品はそうありません。まずは、実感してみたい興味津々です。
ミルククレンジング
ミルククレンジングなので、しっかりメイクに不安がありました。つるつるとした感触で、メイクが乳化するまでの肌との摩擦がなく馴染みも良いようです。コツは、ちょっと多めにタップリの量を使います。こうすると、メイクが溶け込む時間が一気に短くなりました。
通常のミルククレンジングよりは、油膜感も少ないことも気に入ります。
ソープ
牛乳で顔を洗っているのかしらと思うほど、心地よい肌感触です。すすぎも早く、ヌルつきがとれないと言うこともありません。さっぱり洗いあがるということがなく、かといって、美容成分が肌に残っている感じもありません。
ソープは、軽く洗顔ネットの上で転がせば粗い泡ができ、じっくりと洗顔ネットで泡を作れば弾力のあるクリ―ミィーな泡ができます。
軽く洗顔したい朝用と、メイクオフの後のしっかり洗顔の夜用と、どちらでもイケます。
モイスチャーローション
分かるか分からないかぐらいのとろみがあって、人によってはべたつきが重いと感じるかもしれません。ただ、カサつく肌には、うっすらとしたとろみは心地がよく感じられそうです。ローションだけでも、保湿感があります。
何度かリニューアルをしていて、セラミドの種類を増やしています。単一セラミドで構成されていた時より、こってり感がなく、肌に馴染みやすくなってきています。
クリーム
柔らかく乳液のような感触です。べたつかないのに、しっかりと化粧水を封じ込め、しっとり感を持続させてくれました。『ホホバ種子油とスクワランがはいっているからかな?』つけた後、肌がしなやかになりました。
UVプロテクトミルク
やわらかくて良く伸びます。上にのせる化粧下地や、ファンデーションを重くさせることなく、きれいな仕上がりです。
敏感肌の人にこそ使ってほしい
成分を売りにしたスキンケアでありながら、テスクチャーにも工夫がされています。今どきのプルーン感を実感したい女性でも、いけそうです。香料、着色料、エタノールやパラペンを使用しないで、敏感肌の人でも、敏感肌の人にこそ使ってほしいトライアルだと、小林製薬のパンフにはありました。