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強い肌とは休養タップリの肌のこと
綿密に計算しつされたようなドクターズコスメや、効果をアピールするコスメとは違い、無添加スキンケアを選びたい訳があります。自らの肌力がまだまだいける、筋肉のように鍛えれば何とかなるといった、前向きな気持ちがそうさせているのです。
美白は作るものと考えるから、ついつい効果重視の思考に陥るのであって、何もしなくても毎日肌は作り替えられて、元々の自分の肌の色に戻っていくものです。そうならない原因は、日常の避けられない外部刺激があるためなのです。紫外線を含め、物理的な摩擦などです。
無添加スキンケアは、化粧品の刺激さえも許さないと、主張しています。無添加の意味するところは、厚生労働省で指定されたアレルギーの心配のある成分も含め、肌刺激にならない成分で作られていることです。
自分の肌力を信頼している方なら、最低限必要な栄養があれば、まだまだいけると考えているはずです。おすすめしたいのは、1980年の発売当初から、ずっと無添加スキンケアを作り続けてきたファンケルです。美白コスメに低刺激を求めるのは無理なのではという疑問もありましたが、お試しセットを使ってみて『なるほど』と思えました。
外部刺激に動じない強い肌は作れるのか?
洋服で覆うことができない顔は、常に刺激を受け続けています。空気中にある細菌にイチイチ反応していては、元も子もありません。デーンと構えられる強い肌は、どうやって作ればいいのでしょう。
世の中には、何があってもデーンと構えていて物怖じしない性格の方と、常に周囲の目を気にしてビクビクしている神経質な方がいます。比較的前者はストレスに強く、後者はストレスに弱い性格といっても間違はありません。
ストレスは、日中の仕事場で、緊張感が高い時に受けていますが、ストレスを跳ね返せるかどうかは、オフの時のリラックス状態に関係しています。心の休暇を十分取っている方は、緊張状態でのストレスにも強いはずです。逆に、十分に休息がとれていない、プライベートでも悩みを抱えている、体調がすぐれないといった心が揺れている状態の時は、ストレスに弱くなります。
子供の肌にシミがないのは、ノンストレス状態だから
実は、美肌も同じ。UVケアをしていない子供にシミがないのは、成長期だからというだけではありません。紫外線のダメージが蓄積していないので、肌が警戒しないために、メラニンが生成されません。(メラニンがシミになります。)
大人は、毎年毎年、紫外線を受け、花粉、PM2.5 、排気ガス、化粧品の添加物などに、さらされ続けてきます。こんな大人の肌は、外部ストレスに弱い肌にしてしまうのです。真夏にちょっと屋外で作業をすれば、薄いシミができてしまうのは、肌が十分に休んでいないためです。
無添加化粧品って、肌へのダメージをできるだけ少なくするために作られたものです。無添加でありながら、美白効果が実感できるスキンケアが、少しづつ現れ始めてきています。
しみは紫外線だけが作る物ではない
今、一番目立っている私のシミは、ニキビによる色素沈着です。次に目立っているシミは、安いシミ消し用の化粧品で作ったものです。その他は、紫外線によるシミ。
しみは体の中からもつくるようで、体調がすぐれない状態が続くと、どんよりと肌が濁り、隠れシミが現れてきます。こうして、体の内と外の両方の刺激が、積み重ねらて作られるようです。
もし、既にあるシミも、太陽光に全くあたらず生活を続けると、薄くなっていくといいます。現実には、曇りでも、窓ガラス越しでも、紫外線を浴び続けている生活をしていますので、普通は無理です。
太陽光以外の刺激を、ちょっとでも受け続けなければ、既にあるシミにも良い影響を与えるに違いありません。無添加でノンストレスなスキンケアは、そんな気持ちに応えてくれます。
無添加ホワイトニング 美白1ヶ月実感キットを試したよ
1ヶ月分の化粧液と乳液が入ったキットでありながら、2千円以下で試せるのというのは、他ではなかなかありません。キットの内容です。
- 化粧液(医学部外品) 1ヶ月分
- 乳液(医薬部外品) 1ヶ月分
- クレンジングオイル 約10回分
- 洗顔パウダー 10回分
- 泡立てネット(現在サイトにある物とは違う)
ファンケルスキンケアの大きな特徴は、防腐剤であるパラペンが配合されていないことです。そのため鮮度を守るために、工場出荷の時から鮮度が落さない工夫がされています。完全に密封されたボトルは、新鮮な状態で使うために考えられています。各アイテム毎に、ファンケルの密封ボトルの写真もつけました。
下記の写真、スキンケアではあり得ない製造年月日が記述されています。
クレンジングオイル
蓋の裏側の突起が、ボトルの口を開けます。
顔に馴染ませるとオイル感がなく、メイクと馴染む瞬間もほとんどわかりません。指でくるくるっとメイクと馴染ませ、すすぐと一気に洗面ボールの水が白く濁ります。メイクとも水とも馴染みが、早い!
洗い上がりは、つるつる感もヌルツキも、オイルにありがちな油膜感も少ないと感じました。
洗顔パウダー
トライアルの場合は、一包一包がパウチでした。
洗顔ネットは、現在写真で上がっている物とは違います。洗顔ボールがネットに入っているタイプです。化粧台のところに、洗濯ばさみで止めておくと、なかなか可愛い!
泡の弾力は弱いのですが、泡を顔の上で1回ぐらい転がすだけで、汚れは落ちます。すすぐときに、泡が一気に飛び散るのが、楽しみになる洗顔料です。
化粧液(医学部外品)
蓋の裏側の突起が、ボトルの口を開けます。
アクティブビタミンCの働きのせいでしょうか?つけた瞬間、パーンとしたハリ感がありました。毛穴もキュッと閉じて、無添加とは思えません。フェイスラインは変わることはないものの、なんとなく引き締まった顔が鏡の中にあり、翌朝も引き締め感は持続しました。
乳液(医薬部外品)
衛生的なプッシュタイプ。
ファンケル独自のこだわりの美容成分が凝縮されていて、乳液というより美容液といった方がよいようです。よく知る美白成分ではなく、初めて聞く植物エキスなのに、すんなりとその働きを認める気持ちになれました。
美白化粧品にありがちな肌との違和感はなく、低刺激。かといって、保湿成分のように包み込むような潤い感がたっぷりというわけでもありません。化粧液でキュッと引き締まった肌が、うっすらと明るく見えたのは、乳液の色が白いだけじゃないって気がするんですけど、どうでしょうかね?